オメガⅦハイパーをクラブ練習でも使ってみた。
レボルディアCNF
オメガⅦハイパー
ディグニクス09C
やっぱ、良い組み合わせであった。
一昨日と同じく、フォアハイパーでバック09Cという使い方であった。
普通はは硬い粘着テンションがフォアで、軟らかめテンション(と言っても、ハイパーは55度もある)がバックとなるが、この組み合わせだとどうしてもこうなる。自分でも不思議であった。ハイパー使用二日目の研究課題はそこにあった。
結果、その理由が分かった。
それはハイパーと09Cの回転の質にあった。
ハイパーはどちらかというとチョイドラが苦手なラバーである。それはどうしてかというと、昨日の記事でも書いたように、かなりの掴み感があり、かつシートが軟らかいため、当てた瞬間と掴んだ後に回転をかけるという、二段構えの回転のかけ方となる。要は、ハイパーには振り切るスイングが必要なのである。当てた瞬間の回転では、どちらかというと雰囲気的にはミート系のように飛んでいく。逆に、そのような場合は最初から弾いた方がポイントになる。
その点、09Cはチョリドラでも回転が十分に乗る。
ドライブはその延長なので、09Cはどのような振り幅でも打球に回転を乗せられる。加えてミート系も良いので、ハイパーとであれば、09Cがバックとなる。
ということで、理由はチョリドラの質にあった。
フォアは振り抜くスイングが多くなるので、ハイパーのMAX回転が生きる。MAX時の回転量や質はけっこうエグいものがある。バウンド後の変化幅や沈み込みは驚愕ものである。これがメーカーの言う「テンションで粘着の打球を表現する」ということなのであろう。
あと、ハイパーのサーブはとても良い。
キレ、変化、長短、緩急ともイメージ通り意のままという感じである。褒めすぎと言われるかもしれないが、それは偽りではない。苦手なサーブがないというラバーは他にもある。それでも、これ系のサーブはこのような出し方の方がより威力が増すということがある。しかし、ハイパーはそれがない。意のままに、ナチュラルにという感じである。
ハイパー、いいなぁ。
このまま09Cと組み合わせっかな。
いや、もう一回この組合わせで打ってみて、その後に両面09Cい戻してから結論を出そう。
本心、まさかこんな展開になるとは思っていなかった。
ハイパー、恐るべしという感じである。