一昨日は驚きのニュースが入ってきた。
鹿島アントラーズがメルカリの傘下(完全子会社)に入ることになった。
いやあ、びっくりだねぇ。鹿島の経営は安定し、極めて良好な状態であったにも拘わらずである。
※今回の経緯には、今までの筆頭株主の日本製鉄の事情もあったみたいね。
鹿島の親会社になった意義(メルカリ社長)
①顧客層の拡大
一緒に事業展開していくことで、メルカリの顧客層とアントラーズのファンやサポーターを拡大させる。
②ブランド力の向上
メルカリは創業から6年半という若い会社であるので、長くJリーグをけん引してきたアントラーズのブランドとともに、メルカリのブランドも引きあげる。
③ビジネス機会の創出
これだけ流れの速いJリーグの変革時期において、ビジネスにおいてもまだまだ多くのことができるのではないか。さまざまなテクノロジーや、メルカリがこれまで培ってきたノウハウを生かして、新たなビジネスを創出する。
ということらしい。
鹿島アントラーズの運営に関する考え方
・ホームタウン(5都市)とホームスタジアムの現状維持
・さまざまな地域貢献活動への取り組みを継続
・アントラーズのフィロソフィー、これまでアントラーズが大事にしてきた考え方を重視
という社長談話である。鹿島の伝統と方向性は尊重しながら、事業面や収益面でどのような斬新な変革を起こすか、今後を注視していきたい。
ちにみに、メルカリと同じフリマ事業に、楽天が母体となっている「ラクマ」というものがある。楽天というと、ヴィッセル神戸の全株式を取得して運営に参画している大手である。
ということは…鹿島と神戸の試合は「フリマダービー」と呼ぶべきか。こりゃどちらも負けられないね(笑)