日曜日も映画を観てきた。
観た映画は「坂道のアポロン」
漫画から始まり、アニメ化、そして今回の映画化という人気作品。
知念侑李、中川大志、小松菜奈の三人が主人公。
知念は転校先の高校で不良の中川と出会う。その中川と幼馴染の小松を交えた三人の青春・恋愛・音楽物語が始まるという感じ。
で、あれやこれやがあって、中川は二人の前から忽然と姿を消してしまう。
そして、10年後、三人は必然的な再会を果たすという感じ。
多分、知念と中川の演奏は実演と思うが、なかなかに仕上げている感じがした。
ジャズについてはそれほど専門的な知識はないが、聴くのは好きであるし、たまぁにライブにも聴きに行ったりしている。と言っても、それは会社のトップがアマチュア(セミ?)バンドに参加している関係でだが(汗)
ちなみに、これがそのバンド。
いかん、話がそれたので、元に戻す。
そんな中、思ったのが…
これ、小松菜奈である必要があったのかな?ということ。
中川の役の方は、中川であって良かったと思えた。
知念の役の方は、もう少し候補がいそうだけど、はまってはいたと思う。
で…、小松奈々であるが、自分をオープンにするような役や喜怒哀楽を豊かに表現する役はあまり合わないように思う(そう思うのは自分だけかもしれないが)。なので、はまり役は他にいたんじゃないかなぁと。まあ、それでもしっかりと自分のカラーは出していたので、そこは良かったかなぁと。
ストーリーとしては、意外な展開に驚かされると同時に、次の展開にも期待を持たせるという、ちょっと王道的な作り方であった。良くできた原作であることも理由であろうか。
で、またこの三人の恋愛関係の結末があいまいなもので、ちはやふると同じように、「ご想像にお任せします」「次のストーリーはあなたが作ってね」みたいな感じで終わった。恋愛というテーマでは、二日続けて不全感を味わった。自分、こういう展開は苦手(汗)