昨日の練習で「729BOMB」を試打した。
職場の昼休みに遊びで2回ほど試打をしているが、クラブの練習では初試打である。
職場で使った時、ANグリップだとどうもバックの振り抜き具合が良くなかった。
なんかこう…シュパッ!と、ドライブの時にいい感じで腕が振り切れないのだ。
ということで、練習前にグリップの膨らみ部分を削った。
バックでの振り抜きがスムーズになるまで、試行錯誤で削っていったら…
購入時のこのグリップが
こうなってしまった。
いやいや、ここまでやっちゃ、これはもうANグリップじゃないでしょ。
ストレートグリップのフレアータイプ…みたいな(汗)
そういえば、ティモボルALCはストレートグリップであるが、グリップエンドだけフレアーみたいに、ほんの少し広がっていればいいな、なんて思っていた。まさにそんなグリップになった(笑)
でも、この感じの方がいろんな意味で利点があるのも事実である。
こういう、ストレートフレアー的なグリップって市販化しないんだろうか。
それでは、ここから「729BOMB」の初期レビュー
ブレードが小振りなことと、重心がグリップ寄りなことで、188gの重さを全く感じない。
軽すぎるくらいで、ドライブなどで遠心力を利用したい時はどうも打ち切った感じがしない。
そのために、先端に1.5gのサイドバランサーを貼った(総重量190g近くになっている)。このくらいでちょうどいい感じである。
打球音はポコンポコンとした合板特有の音である。強打しても金属的な音は全くしない。自分的にこれは苦手で、オールで打っていてこの音が聞こえるととても気になる。
回転はかけやすい。これには満足である。
打球感が柔らかいために、サーブを短く出すことも容易である。
同じ理由で、レシーブの時の小技も使いやすい。繊細なタッチを要求される技術において、それほど神経質になることはない。
弾みとスピードは七枚合板の割にない。威力についても同様である。
フォアに、スピード・弾み・威力が抜群のブレイクプロ省チーム用を貼っているにも関わらずだ。
芯材のコルクが衝撃を吸収してしまうためであろうか(逆に、この現象がサーブやレシーブのやりやすさになっているようにも思うが)。
それでも、前陣におけるドライブやスマッシュなどは必要十分なスピードは得られる。
バック側に貼っているアポロ2は快適に使えた。ほかのラケットに貼っている時より威力や回転が上がっているようにさえ感じた。これはどういうことなのだろう。
う~ん…
いずれにせよ、このラケットは貼るラバーを選ぶラケットのようだ。
結論(あくまでも初期レビューでの)
・攻撃力はそれほどではない。
・回転をかけやすく、かつ、十分な回転量が得られる。
・柔らかい打感によるコントロールの良さがある。
・前陣~中陣向けラケット。
・貼るラバーを選ぶラケット(硬さを感じるラバーは向かないかも)
今日の練習では、前半が従来のセルボール、後半は「MASAKI]さんから頂いたプラボールで練習をした。
ということで、次のブログでは、プラボールの使用感をアップする予定。
いやあ、プラボールだと卓球が変わりそうだねぇ。
なんか、ラケットやラバーの選択に悩みそうな予感がする。