税務署に行ってみた | テルコさん 〜天然86歳との付き合い方〜

テルコさん 〜天然86歳との付き合い方〜

娘です。
母の名前はテルコ。
ワタクシ、母のことをどうしても好きになれません。
日々の苦悩を正直に、そしてあっけらかーんとつづります。

相続とか相続税とか、とにかくわからない。

 

私の法人の税務をお願いしている会計士さんに、個人の相続税もできるか聞いてみたが、相続税はやっていないとのこと。

そこで、相続税ができる税理士さんはいないかと何人かの友人を訪ねてみると、すぐにいくつかの反応があった。

 

 

試しに、そのうちの1人とコンタクトをとってみる。

もしお願いした場合、税理士さんへの報酬がざっくりいくらかかるのか、の確認。

 

一般的には、遺産総額の0.5〜1%あたりが相場のようで、つまり、遺産総額がいくらかで決まる。

 

 

で・・・

詳細は割愛するが、提示された額がべらぼーに高かった。

%が高いのではなく、遺産総額の計算が明らかに間違っているからだ。

 

そこで「ここ、違いますよね。」と指摘したところ、間違いを認めずに逆ギレ的な反応。

いやいや、、普通に「あ、そうでしたね、計算しなおしますね」でいいじゃん!

プライド高すぎるんじゃない??

 

なんかさ、ある意味、どの税理士さんにお願いしても、相続税の算出なんて同じになるはずだし、申告も無事に済むはずだ。

だからこそ、こういう反応をするような税理士さんにお願いする理由なんてないな、と思った。

 

 

というか・・・

このたった1人の税理さんとのやり取りだけで、ぐったり疲れてしまいました。

 

 

 

これ・・・税理士に頼まなくても、自分でできるんじゃない??

 

 

 

法定相続人は私1人。

テルコさんの財産は、銀行預金、今住んでいる土地建物(私と共有名義)、生命保険だけ。

 

いたってシンプル。

 

だったら、、、自分でできるでしょ!!

 

そんな気がしてきた。

 

税理士とのやり取りの方が、圧倒的に面倒くさい。

 

 

ーーー

 

 

手始めに、税務署に行ってみた。

 

 

「あの・・・・家族が死亡しまして、相続税の手続きについて教えていただきたいのですが、こちらで相談できますか?」

 

 

すると、

 

「はい、対面での相談は予約制で1回のみとなっております。

電話でのご相談はいつでも可能です。」

 

 

なるほど。

対面は限定1回だから、電話相談でどんどん進めて、最後の最後にその1回きりのチャンスを使うのがおすすめとのこと。

 

 

「じゃあ、電話での相談はどのようにしたらいいですか?」

 

 

「今、ご相談されますか?」

 

 

「あ、はい、お願いできますか?

というか、ここでできるんですか?」

 

 

「はい、あちらの電話ブースからできます。」

 

 

なんと・・・

税務署内の電話から、税務署に電話をかける、みたいな感じ??

うーん、、、面白い。

 

なんだか不思議な感じだが、案内していただく。

 

 

最初の相談なので、具体的な質問はできない。

「あの。。。どうしたらいいんですか?」な感じ。

 

 

とりあえずわかったことは、

  • 80%以上の人は税理士さんにやってもらっている
  • e-taxで相続税の申告ができるのは税理士さんのみ、一般人は紙で提出するしかない
  • 税務署の窓口で書式をもらって、ここに記入して申告する
  • 建物は固定資産税の紙に書いてある額、土地は路線価
  • 銀行預金は死亡日時点での額が資産に計上され、葬儀費用など遺族建て替え分は負債で計上し、相続対象として合計するときに相殺される
  • 預金や不動産等の相続手続きは、相続税申告とは関係なく、先に済ませてしまって良い
  • 申告期限は10ヶ月あるので、最初はわからなくてもとりあえず進めていって、随時相談して埋めていけばいい

 

さらに、窓口で書式を求めてわかったことは、

  • その年の不動産評価は7月1日に決まる
  • 今年から相続税の申告書式が新しくなるのだが、その新書式が8月に出来上がる
  • つまり、8月以降じゃないと申告はできない

 

 

なるほど〜!!

 

 

ーーー

 

 

この税務署の電話相談、普通に自宅からかけてもいいんだけど、1分●円の有料。

だけど、税務署の電話を使うと無料になるっぽい。

 

へぇ〜〜〜

 

自宅から税務署まで徒歩5分。

買い物ついでに通えるぞ。

 

どんどん自分で進めて、わからなくなったらその都度税務署に行けばいい。

 

 

自分でできる気がしてきた!!