5月26日、テルコさんの葬儀が行われました。
格安の一日葬プラン、しかもオプション追加もなく、本当にシンプルな葬儀。
打ち合わせの段階では、まるでオプションを追加しないと貧弱で恥ずかしい葬儀になるような印象で、営業トークが繰り広げられたのだけど、、、
まーーーーったく問題なし!!
家族5人だけの葬儀としては、充分なものでした。
遺影用のテルコさんの最近の写真がなくて、昔の写真を掘り起こした末、25年前のものを使うことになったのだけど、あまりに若すぎて、式場に到着して遺影を見た瞬間、家族全員思わず吹き出してしまったよ。
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葬儀が終わると火葬。
今どきの火葬は30〜40分だそうで、、、なんと早いことよ!!
昔は、2時間くらいかかっていたような気がする。
だって、火葬の間に控室で食事をして、大人たちはそこでお酒を飲んだりして、食べ終わってもまだ時間があり、やがてだんだん話題も尽きて場を持て余す・・・なんて感じだった。
今回は、控室というより控用の喫茶スペースというのかな、ようするに火葬場内の喫茶店に案内された。
お茶は無料。コーヒーやお酒、軽食やお菓子は有料で追加できる。
ちなみに、その価格は普通。コーヒーで400円くらいだったかな。
そして、この待ち時間の間に、火葬場の精算も行う。
30〜40分なんてあっという間。
待ったという感覚もないくらい、あっという間。
「そろそろご準備を」と葬儀社の方に声をかけられて、いそいでトイレを済ませて炉に向かう
そして、骨上げもあっという間。
家族5人だけだからね。
体重23キロ、骨と皮だけで、しかも重度の骨粗鬆症、となれば、骨なんてほとんど形をなさないのではないかと思っていた。
プロがちゃんと焼き加減を調整してくれるといっても、あれほど脆い体では、すべてが灰になってしまうだろう、と。
ところが、意外と普通に骨の形になっていた。
骨壺も普通に一杯になった。
これじゃ、、、体の大きい人は入り切らないんじゃない??って思ってしまうほど。
骨の量というのは、体の大小にあまり関係ないのだろうか??
骨壺には、テルコさんのメガネを入れてもらった。
あまりテルコさんに優しくはできなかった私からの、最後の思いやり。
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帰宅したのは11時半くらいだったかな。
そもそも式の開始が早いのだけど、午前中に終わるとは。
しかし、帰宅してもやることがある。
四十九日まで使う祭壇の組み立てと設置。
土台は段ボールで、階段状の祭壇の組み立てをするのだが、これが意外と手間取った。
これに、白い布をかぶせて、遺影と遺骨と道具一式を配置する。
これ、、、どこに設置するか迷ったのだが、みなさんどうしてるのかなぁ。
大きくない、とはいっても、一般の家庭でこれだけのスペースを確保するのは、なかなか大変じゃないかと思う。
この日の夜、テルコさんが大好きだったお寿司をお供えした。
もしテルコさんに悔いがあるとしたら、「お寿司が食べたかった」だろう。
ちょっと遅くなったけど、堪能してくださいな。
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葬儀・火葬は、思ったよりあっさりと終わった。
そしてこれからは、相続と相続税か。
法定相続人は私一人だからシンプルではあるけど、大変そうだ。