失われていくおもてなし | 呑気じじいのひとり言

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不思議な時代になっちゃった!

先日、息子がある🍴レストランへ連れて行ってくれました。

 

 

いや、驚いたと言うより情けなくなった。

 

 

他の国にはない、

外国の観光客が口を揃えて絶賛する、

日本独特の文化 “おもてなし” が、

すっかり姿を消してしまっていたから。

 

 

店内にはいると、

先ず店員さんが席に案内し、

間もなくおしぼりと水がテーブルに。  

「ご注文が決まりましたらお呼びくださいませ」

 

 

客はテーブルにあるメニューを見て決め、

ボタンを押すと店員さんが来て注文を聞く、

そして復唱して確認。

 

 

やがて頼んだ料理が届く。

ひとつひとつ丁寧にテーブルに並べてくれて、「ごゆっくり」と一言。

 

 

食事中は回って来て水を足してくれたり、

食べ終わった皿を「お下げして良いですか?」と片付けてくれたり。

 

 

この行き届いた気配りと細やかな対応にカルチャーショック!

外国人が皆感心したはずなのに。

 

 

今はこれがすっかり無くなってしまっていた。

 

 

入店後、座席の案内までは店員さんが。

あとはいっさい顔を出さない。

 

 

お客は自分で水を取りに行き、

注文はテーブル上のタッチパネルで。

待つほどに注文した物を乗せたロボットが席の横へ止まる。

 

皿を取り上げて終わると、

配膳ロボットは静かに帰って行く。

 

・・・・・

 

感心など出来ない、年寄りには。

 

 

昔チャップリンの映画で、

”モダンタイムス“だったかな、

文明が進み、機械がすべてやってくれる時代になり、人間は口を開けてるだけで食事ができる、そんなシーンがあったが、先見の明ありだ。

本当にそうなるやも。

 

 

失われていく日本のカルチャー。

残念でならない。

 

 

 


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