NVS Copper2 SPケーブル試聴 | ステレオマンのつぶやき

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本日は、Aさんからお借りしている


NVSスピーカーケーブル

『Copper2 3.0m』

の試聴レポをお届け。

お姿はこの通り
イメージ 1

2セット、お借りしているので

シングル・ワイヤー
バイ・ワイヤー

接続時の試聴をそれぞれに。


この
『Copper2 3.0m』

持ってみると

「重い!!!」

2セットも持つと、良い筋トレになるくらいの重さ。
軽い、SPやアンプだと、ずり落ちてしまう心配も出てくる重さ。
いや本当に、冗談抜きで。

これは、ケーブル・インシュレーターはいらないかも。

お値段は、定価500,000円

2セットで、100マン円!

では、それに見合うポテンシャルを持ち合わせているかどうかを、試聴開始~!


まずは、シングル・ワイヤーで接続

イメージ 2

ステマンの、エース・SPケーブルは

『オーガニック・オーディオ 2.0m』
定価20マン円だよ~

エースといっても、サブは持ってないのだけど…(爆


ステマンは、私生活同様 本妻まっしぐらなので…
これと決めたら、他は「要らない」主義。

付け替えるの面倒臭いし(爆)



で、「Copper2」

ステマンが抱いていた想いは、今までこの「Copper2」が繋がれていた

Aさんの

B&M800Diamond
アバロン Time

を聴いていたので、


NVSは透明感のある、精緻な表現


をするSPケーブルだと思っていた。



しかし、我が、JBL K2S9900に繋ぐと…

見事に裏切られた音。


実に、エネルギッシュな鳴りっぷり。


ヴォーカルにハリが出て、低音の力強さには圧倒される。
各音像が、前に飛び出してきて、オーガニックに比べると、音場が一歩、いや二歩位前で形成される。

これは、良い!

流石、アメリカン・メーカー。


次に、バイ・ワイヤーで試聴

イメージ 3

更に、エネルギッシュ!
中高音と低音部が分離され、セパレーションが良くなった為だろうが、それぞれがよりパワーアップしたようだ。

低音の力強さは、半端ではない。
バスドラの音なんて、床が落ち込むように感じるほど沈み込む。

サックス、トランペット等ラッパは吹き抜ける爽快感。

弦は喧しく無くリアルに奏でている。

ヴォーカルは、もう少ししっとり感があっても良いかなあ…と思うけど、音像自体はよりクリアになって目の前に迫り来る。



ただ、ちょっと意外だったのは、ステマンが昔皆さんに言ったことがある

五輪真弓の「恋人よ」

のフレーズ

♫そして、ひとこと…♫

の「ひ」

これが、もろ「い」に聴こえてしまうのですよね~


なんでだろう…。ここまでリアルに聴こえているのに。

もしかして、この「ひとこと」は「いとこと」に聴こえるのが正解なのではと思ったりして…。
五輪真弓さんは、「ひ」の発音が実際は「い」と歌ってしまっているのでは…なんて考えるほど、リアルな表現をする…このケーブルは。



う~ん、流石に値段に見合うだけの音は出ているなあ~。



色々なCDを聴いて思ったのだけど、この

「NVS Copper2」

の特筆すべき点は、

『スピーカーの素性通りの音を引き出す』

のでは、ないかと思う。


B&W、Avalon、JBLと製作者が意図とした、本来持っているそのスピーカーのキャラを前面に出すことができる、ケーブルだと感じる。


事実、B&Wではこのようなエネルギッシュな音は、イメージ出来なかった。


対して、我がJBLがここまでファンキーに鳴ってくれるとは思わなかった。


う~ん、ケーブルの重要さを再認識してしまった…
そして、ケーブル選びの難しさもより強くなったなあ。


ケーブルは、上流で良いものを使わなくてはダメだ


と都市伝説的に言われているけど…
それもアリでしょうが、やはりスピーカーを鳴らすためのケーブルは妥協しては

ダメよ~ダメダメ(最近…消えましたね…)

ですね~。



どこまでの投資をするかは、いつもの如く、その人の価値観でしょうね~。


でも、高額なものは、その対価に等しい性能、満足感を与えてくれると言うことが分かった。

今回、このような貴重な経験をする機会を与えていただいた「Aさん」に感謝です。



NVSサウンドと言うのにも、興味を覚えた。

全て高額だけど、音の傾向は似ているだろうから

Copper3クラスの中古

を探してみようかとも考えている…(爆)


もしくは、今回バイ・ワイヤーの効果を再認識したので、今使っているオーガニック・オーディオをもう一本買っての、バイ・ワイヤー化も検討の余地があるなあ~


等、楽しい気持ちが芽生えつつあります~(笑)


以上