子供の頃のことを思い出していると、
「ああ、あれもあったな」
「そうそう!これもや!」
と、芋づる式に記憶が出てきます。
昭和50年代〜60年代あたりに小学生だった方なら、たぶん何個かは引っかかるはずです(笑)
僕らの頃、テレビというのは今よりずっと影響力がありました。
家族みんなでテレビを見る。
そんな時間が普通にありました。
代表的なのが、「8時だョ!全員集合」
家族で見て笑う。ただし僕はどちらかというと、ひょうきん族派。
子供ながらに、
「こっちの方がちょっと大人っぽい笑いやな」と思っていたような気がします。
……まあ、ほんまに理解していたかどうかは怪しいですが(笑)
そしてテレビ番組というのは、
見て終わりではありません。
翌日の学校までがワンセット。
「昨日見た?」
当時はネットもYouTubeもありませんから、必ずその時間にテレビの前、
みんながだいたい同じテレビを見ている。
だから話題も共通。「昨日のテレビ見た?」この一言だけで会話が成立していました。
そして小学生男子の世界で、忘れてはいけないのが、キン消し。
正式名称より、
「キン消し」と言った方が100倍しっくりきます。友達と交換したり、
なぜか同じヤツを何個も持っていたり。
僕は、ロビンマスクが好きでした。
今思えば、子供の頃から
ちょっと渋めを選びたがる性格だったのでしょうか(笑)
そして漫画。
小学生の頃のバイブルといえば、
やっぱりコロコロコミック。
あの分厚さ。あの情報量。今のスマホに例えるなら、YouTube、ゲーム、漫画、ニュース、通販サイトが全部一冊になったような存在です。僕が特に好きだったのが、
ラジコンボーイ。
そこから一気にラジコンの世界へ。
ワイルドウイリス。タミヤ。
もう、この名前を聞くだけでワクワクする方もいるでしょう。
一方で漫画は友達同士で貸し借り。
少年ジャンプ。ハイスクール!奇面組。
ウイングマン。
今みたいに電子書籍ではないので、
漫画そのものが友達の家を旅していました。たまに、「誰に貸したっけ?」
となって、そのまま行方不明になる(笑)
これも昭和あるあるです。そして僕が一番ハマったもの。それが、ラジコン。
当然、小学生にホイホイ買える金額ではありません。だから小遣いを貯める。
お年玉を残す。それまでは
模型屋に行っては。ひたすら眺める。
そして初めて買った本格的なラジコンが、
タミヤのワイルドワン。
嬉しかったですねぇ。箱を開ける。
部品を見る。説明書を見る。ネジを締める。組み立てる。完成する。
走らせる。そして壊す(笑)また直す。
考えてみれば、この経験はかなり大きかったと思います。
同じ頃、ガンプラにも夢中になりました。
ニッパーで切って、接着剤を使って、
色を塗って。今のガンプラみたいに、
パチパチ組めばかなり綺麗に完成!
という時代ではありません。
接着剤を付けすぎて、
指までくっつきそうになったり(笑)
塗装がはみ出したり。
左右を間違えたり。
それでも、
自分の手で何かが形になっていく。
あの感覚が、めちゃくちゃ楽しかった。
今になって思います。
ラジコンやプラモデルが、僕の「モノづくり」の原点だったんやな、と。
説明書を読む。仕組みを考える。
失敗する。直す。また試す。子供の遊びだったけど、知らないうちにいろんなことを覚えていたんでしょうね。
今の子供たちは、
スマホもある。
YouTubeもある。
ゲームもオンライン。
もちろん今には今の楽しさがあります。
僕らの時代には、
僕らの時代の最高の遊び場
がありました。テレビを見て、
漫画を読んで、キン消しを並べて、
ラジコンを組み立てて、夕方まで友達と遊ぶ。思い返すと、
ずいぶん贅沢な時間だった気がします。
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