夫実家へ行った話のつづき | なんとなーく書くブログ

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引きこもり主婦が過去・現在のできごとや思ったことを書きたいときに書きたいように記していきます。

きのうの続き。

 
 
 

 

実家には2年契約の借り手が先月から入居し
テル達は近所の叔母さんの家に泊まりました。


実家ガレージには
夫の両親の家具やら工具やら
いろいろと処分するべきものが
まだたくさん残っていて

それらを貸倉庫に持っていき
家のガレージは借り手の家族が使えるよう
スペースを空ける作業をするのが
今回故郷へ行った目的でした。



夫とテルと運搬作業に雇った人たちと
ガレージでワイワイやっているところに
ときどき借主の夫婦が覗きにきて

お喋りしながら
欲しいものを貰ってもらったり
物によっては買ってもらったり


そしてご夫婦は
ジュースや冷たい水を出してくださったり
必要な道具を貸してくださったり

連休中にテルたちが
庭先で出入りしうるさくしているというのに
嫌な顔をするどころか
親切にしてくれていろいろ助かりました。


途中
コップを台所に下げるためとか
買ってもらったものを運ぶのを手伝って
何度か家の中に入れてもらったのですが

入れ物自体は何も変わっていないのに
家具や装飾品とその配置などが違うと
前の面影は残ってはいても
印象が変わるものだという事が見られて
それはまあ当たり前ではあるのですが
なかなか面白かったです。

例えば
台所は独立した部屋になっていて

隣に大きな居間があるというのに
夫の両親とその家族は
台所に置いたテーブルに
自然と集まりがちだったのに対し

借主家族は
台所は調理作業でフルに使うらしく
「厨房」という感じの場所に変わっていました。

居間も子供たちの部屋も違う印象になっていて
テル、他人のインテリアを見るのが好きなので
ちょっと楽しませてもらいました。


凝った装飾はなし
造り付けのカップボードやクローゼットの印象から
家の中は素朴なカントリーっぽいスタイル

 


昔の建築資材はとても質が良くて惚れ惚れする。

更にトイレやバスルームのタイルの柄などに
ヴィンテージ感があるおうちなのですが

たまたま借主家族が好きなテイストだったようで
持ち込んだ家具とよく合っていました。


既に近隣のどこかに土地を購入済みで
これからそこに家を建てる予定だという彼らが

住んで一ヶ月で
買いたいと思うようになるほどに
この家を気に入ったのは

地域の雰囲気や家の大きさだけではなく
このテイストも一因ではないかな。


そしてテル、もしかして、と

いずれUターンしたいという夫の意向に沿い
少し残してガレージに入れておいた
調理器具の中から

エナメル(琺瑯)ボウルの大きいやつ2個、
欲しくないか借主さんに訊いてみました。




そしたら思った通り、
夫婦そろって欲しいって。

特大サイズすぎたのか

夫両親も使っていなかったようで
かなり状態が良かったので

無料ではあげず、購入してもらいました。
それでもヴィンテージ品としてはバーゲン価格。

そのほかにも

ブリキのでっかい洗い桶(これもヴィンテージ品だわね)
マフィンなどのベーキング型類

それに中古のミシンなど
思ったよりたくさん買ってくれました。

余裕のある暮らしをされている方たちで

一旦夫婦で相談という形はとるものの
手にとったものは全部購入してました。

とにかく安くお譲りしたので
購入総額は高くないものの

糸目をつけずに買い
お代は即座にスマホで送金してくれて

フリマアプリなんかでいう
いわゆる「気持ちの良いお取引」でした。



もしも
隣に住む従妹の旦那が在宅だったら

作業を覗きに来ては
あれが欲しいこれが欲しい(しかもタダで)
とうるさかったでしょう。
前回もいろいろ持っていっていたし。

イースターで世間は金曜から連休だったけど
彼はショッピングモール内の店に勤めているので
シフトが入っており、不在で良かった・・・



とりあえず残っているものすべて
貸倉庫に入れましたが
いつまでもそうしているわけにもいかず
1年ぐらいをめどに
今度はいいかげん売るなり譲るなりして
すべて手放さないといけません。

夫はけっこうのんびり屋で
早めに計画を立てるとかしないので

本当の本当に作業終了、
実家のものをすべて引き払い終わるまでには
時間がかかりそうです。


アメリカみたいに
ガレージセールとかヤードセールとかいって
庭先で不用品を売ることができれば
簡単に沢山のものがはけたんでしょうが

ここでは治安がネックで・・・

知らない人を敷地には入れられないし
敷地の外側に売り物を並べれば盗まれる可能性あり

残念なところです。