こんばんは。
前回は、図3(上)の初期時刻における華北にある500hPaトラフについて、図4(上)の12時間後、および図5(上)の24時間後に予想される500hPa面トラフを解析し、5460mの等高度線と交わる経度を求めました。
今回は、初期時刻に東シナ海にある地上低気圧が12時間後から24時間後にかけて日本海で発達する予想であることについての問題です。
この低気圧の発達に寄与する500hPaトラフの12時間後から24時間後にかけての移動について、地上低気圧との位置関係に言及して述べよ、という内容です。一般的に低気圧の発達において地上低気圧と500hPaトラフとの位置関係はじかんとともにどう変化するのか、またこのケースではどうなのか、次回、一緒に考えてみたいと思います。
問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。
17日分の考察編は次回更新の予定です。