AppleがmacOS Sequoia（セコイア）と、iOS18を発表しましたね。
※画像はAppleより
こんどのmacOS Sequoiaでは、iPhoneをミラーリングして操作できるそうです。
そのさい、iPhoneはロックされたままなので、離れたところにiPhoneを置いてあっても、画面をのぞき込まれる心配はないんだとか。
ふうむ。
これって便利なのかな？
ぼくは最近、パソコン作業のほとんどをMacでやってるから……たとえばiPhoneに入ったLINEの返事を作業中のMac上で、しかもMacのキーボードでできたら便利といえば便利か。
で、そのミラーリングより期待している機能が――
※画像はAppleより
Passwords です。
いまでも「システム設定」の中に、パスワードやアカウント情報を端末間で同期するiCloudキーチェーンという機能がありますけど、やっぱりアプリとして独立していると便利ですよね。
しかもこのアプリ、iCloud for Windowsアプリにも対応して、Windowsでもパスワードの自動入力ができる……らしいです。
iCloud for Windows経由でWindows上のアプリとスマートに連携する方法ってあるのかな？ 具体的な使用イメージが沸きませんが……まあ、Windowsでも使えそうってだけでも期待は高まります。
ってことで、Passwordsには期待をしているのですが、期待しすぎて、「これじゃない」ときのショックが大きいと困るので（苦笑）、いまはこのくらいにしておきましょう。
そのほかは、Safariに要約機能がつくとか、ゲーミングモードが強化されるとか。
こんなところですかね。
あ、一番話題のアップデートを忘れてた！
「Apple Intelligence」が発表されたのでした。
いろいろ話題をふりまいてますよね。
要するにAppleの開発したAIなんですが、残念ながら完全にApple独自のAIではなくて、OpenAIの「ChatGPT」をApple Intelligenceの一部として、Siriや執筆ツールに限定して組み込むそうです。
しばらくは英語版のみだそうで、日本語対応の時期は不明です。なのであまり興味はなかったんですけど、イーロン・マスクさんが、めちゃめちゃ怒ってるんで、なにごとかと調べてみたら。
いわく――
「OpenAIがユーザーのセキュリティとプライバシーを保護すると保証できると思うのはクールじゃない。ユーザーのデータがOpenAIに渡ったら何が起こるか理解していない」
マスクさんのApple批判はかなり強く、ChatGPTが組み込まれるならテスラとかスペースXとか保有する会社のオフィスからApple製品を排除し、訪問者のAppleデバイスも入り口で預かって社内に持ち込ませないとまでおっしゃってます。
そもそもマスクさんは、2015年にOpenAIを共同設立したけど、いまは競合となるxAIを経営していて、OpenAIのサム・アルトマンCEOとはめっちゃ仲が悪い。なのでマスクさんのOpenAI批判は話半分に聞く必要があるかもしれません。
ま、AIがどんなに発展したって、人間関係のドロドロはなくならない。それこそAIには理解できないことでしょうね。
だって人間だもの（苦笑）。
冗談はともかく、AIがどんどん社会に浸透していくのは、もうだれも止められない。ならば共生していく道を探るしかありません。
しばらく混乱は続きそうです。
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