すると……

いまをときめく東芝さん(←皮肉)の、SDカードが目に止まりました。
64GBで税込み2,780円でした。もちろん逆輸入品だけど、それでも安くなったなあ……
性能的には、スピードクラス「Class10」で、UHSスピードクラスは「1」でございます。
と知ったかぶって書いてますが、じつはよくわかっていませんでした。とにかくClass10ならいいんでしょと。そのくらいの知識しかなかった。
で、実際買って使ってみると……
お、遅い!
じつはですね、いままでこれ使ってたんですよ。

SANDISKのSDカード。
容量は16GBですが、Class10なのは一緒ですが、UHSが「3」なのです。
調べてみたら(買う前に調べなさいよ>過去の自分)、いまのSDカードはスピードクラスClass10は当たり前……というか、ここがボトムなんですね。その上に、さらにUHSという規格ができて、現在はUHS3に対応してるのが一番早いようです。
ぜんぜん、知らなかった……
規格上は一番よいSANDISKのカード、転送速度(書き込みです)を見てみましょう。合計800MB弱のJPEGファイルを、145個転送した値です。

だいたい50MB/sほど出ております。カードの表面に60MB/sと印刷されているので、かなり近い。
これがですね、東芝のUHS1のカードになると……

最高でも15MB/sくらいしか出ないのだ。なんと3分の1以下。
そりゃ遅く感じるわけだ。
カードには45MB/sと印刷されているのに、このあまりの遅さはなんでしょう?
このときあわてて調べてみたら、UHS3のカードの最低転送速度は、30MB/sなんだそうです。50MB/s出ているSANDISKのカードはその点でも優秀ということですね。
しかし、UHS1のカードは、最低転送速度が10MB/sだそうで、15MB/sしかスピードの出ない東芝のカードは、まあ規格通りの性能ではある。
でもさあ。パッケージには45MB/sって書いてあるじゃん。いくらなんでも、乖離が激しすぎじゃございませんかねえ、東芝さん。
それともう一つ。SANDISKのほうは、書き込み中速度が安定しています。書き込み開始してわりとすぐ50MB/s付近に達し、そこからだいたい同じ速度で書き込める。
ところが東芝のは、すっごく上下するんですよ。15MB/s出たと思ったら、すぐ10MB/s以下に落ちて、また15MB/s付近に上がって、また落ちる。この波が書き込み中ずっと続く。
安かろう悪かろうってことなんでしょうかね。
こんなことなら、ちょっと奮発して、UHS3の大容量カードを買っとくんだった……とちょっと後悔している今日このごろです。
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