使えない! | TERUのブログ

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つれづれに

つい最近、友人のフォトグラファーと一緒に撮影の仕事をする機会があったんです。

ちなみに、ぼくが使っているカメラはキヤノン。友人はニコン。

友人のニコンは、ぼくが触ったことのない新型だったので、ちょっと触らせてもらったんだけど、いやはや、使い方がよくわかんない(苦笑)。

いやまあ、ゆっくりやれば、使えないことはないけど、仕事の現場で使うには、「道具」が手に馴染んでないと、まったく、使い物にならないんですよ。ホントに。頭で考えるんじゃなくて、手が覚えてるというくらい、自分のカメラは使い込んでるから、一瞬の判断で、パッとカメラの設定を変えられるんですが、友人のニコンでは、まったく無理ですね。(時間をかければ、もちろん設定を変えられますけど、一瞬では無理)

誤解を恐れずに言うならば、フィルム時代(それもオートフォーカス以前)は、キヤノンもニコンも似たようなモノだったんですよ。

というのは、カメラで操作するのは、基本的に「シャッタースピード」だけ。あとはレンズの方で「絞り」を変えて(決めて)シャッターを押す。

そんだけ。

いや、もちろん、絞り込みボタンの位置だとか、ミラーアップレバーの場所だとか、もっといえばレンズの脱着方法も微妙に違うわけで、その意味ではキヤノンとニコンは「操作性が違う」とは言えるんですが、まあ、撮影自体にそれほど影響はない。

でもねー、デジカメ時代になってから、シャッタースピードと絞りを変えるだけでなく、ISO感度や、ホワイトバランスもちょくちょく変えますからね。オートフォーカスだって、フォーカスエリアの変更や、たまに動体予測モードに切り替えたりしますしね。触る箇所が格段に増えました。

それにしても……これほど、ニコンのカメラを使えないフォトグラファーになっていたのかと、自分でも驚いちゃった。

それが、寄る年波だとは思いたくないんですが……いやはや(苦笑)。