『デンジャラス・ラン』をDVDで観ました。いまごろ(苦笑)。
じつは、半年くらい前にDVDになっていて、観ようかなーと思いつつ、ずっと見逃していた作品。
主演は、デンゼル・ワシントンと、ライアン・レイノルズの、スパイ映画です。
予告編だけ観てると、デンゼル・ワシントンが悪い人っぽくてね。イマイチ観る気が起こらないでいたんですよ。
なんだっけ……えっと、ずいぶん前の映画で、『トレイニング・ディ』だったかな。あれもデンゼル・ワシントンが悪徳警官役で、ぜんぜんおもしろくなかったんですよ。それで、悪役のデンゼル・ワシントンは、つまらん。と勝手に思い込んでました。
しかしまあ、ちょいと気になってたんで、借りてみましたら……
むむむ。おもしろいじゃないか。傑作とは言わないけど、わりと好きなストーリー展開。
表面的には悪い人でも、じつは、なんらかの正義とか信念を持っていて、それで仕方なく(←ここ重要)悪いこともしちゃうんです、ぼく。みたいな、屈折したキャラって好きなんです(苦笑)。
この映画でのデンゼル・ワシントンは、まさにそんな人。と書くだけで、もー、超ネタバレなんでこの辺にしておきますが、ストーリー全体としては、「追われるスパイ」モノですな。マット・デイモンの出世作である、ボーン・シリーズ風味。
なにかに追われながら、必死に生きる。という展開も好きなんです。だから、夢の中でゾンビに追われちゃうのかも、わたくし(←いや、それは関係ないと思うぞ)。
それはそうと、最近のスパイ映画は、アクションがリアルですよねえ。殴り合いなんかも、本当のケンカぽくて泥臭い。痛そうなんだよね、見てて(苦笑)。
ロジャー・ムーアが007だったころは、アクションなんて、まるで「お子さまの劇」ですもんね。いまからすれば(笑)。
その、元祖スパイ映画の007だって、ダニエル・クレイグになってから、かなりリアルだけど、でもそのリアルの中にあって、やっぱり、カッコつけるんだよな、ジェームズ・ボンドは(笑)。
007は、それでいいんです。ただ泥臭いだけのアクションになったら、魅力半減です。
って、話がだんだんそれてきた(苦笑)。
ちゅーわけで、今日はこの辺で、雑談終わり。