画像の管理――自分で撮ってきたデジカメ写真の管理とか――には、いろんな方法があると思うのですけど、ぼくの場合は、『画像ブラウザ』というジャンルのソフトウエアを使ってます。
ここ最近の(といっても2年以上かな)お気に入りのソフトは、『XnView』という画像ブラウザです。
これ、かなり高機能なんですが、なんとフリーウエアなんですよね。つまり無料ですよ、無料。この世にタダより安いものはありません(笑)。
起動すると、こんな画面がでます。
左側にフォルダーが表示され、その右側にフォルダーに入っている写真のサムネイルが表示されるという、ごくごくオーソドックスな作り。(レイアウトはいくつかのバリエーションの中から選んで変えられますが)
ちなみに元データがJPEGではなく、TIFFやRAWでも、またPhotoShopファイルでもサムネイル表示されます。これだけ対応してれば、一般的には十分ですね。
そして、そのサムネイルのどれかをダブルクリックすると……
このように、拡大表示されます。これまた、じつにオーソドックスな機能で、操作に迷うことがありません。(想像通りの動きをするという意味で)
で、この画像ブラウザのどこが気に入っているかというと、左側のフォルダ表示のところに、「お気に入りフォルダー」を登録できるところなんですよ。
画像とは関係ないエクセルの書類が入ってるフォルダとか、OSが管理してる、なんだかよくわかんないフォルダとか、画像を管理するときは見たくないじゃないですか。それらが、まったく表示されない、「自分だけのフォルダー表示」ができるんです。これはとっても便利。
ちなみに、画像ブラウザの中には、ハードディスクの中にある画像をいったんすべて読み込んで、フォルダーに関係なく、日付順やチェックリスト順などで並べ替えるタイプのソフトウエアもあります。Windows Live フォトギャラリーや、Googleのピカソなどがそのタイプですが、ぼくみたいに、何千枚どころか、何十万枚も写真データがあると、全部のデータをいったん読み込むだけで、すごい時間がかかってしまうので、この手のソフトは、まったく使う気がしません。
また、クラウド(ネット)上に管理するサービスもあるけど、数テラバイトの(ギガではございません)写真をクラウドに上げるなんて、これまた、現時点ではまったく現実的ではありません。
というわけで、写真データを、大量に管理するのは、むかしながらのフォルダ管理が一番なんですよ。さらに言うと、勝手なことを「一切しない」ソフトがいいですね。
ちなみに、今日紹介した『XnView』は、Impress Watchが運営する『窓の杜』からダウンロードできます。
XnView (窓の杜ダウンロードページ)
こちら↑です。興味のある方はどーぞ。タダですぜ(笑)。