社会的養護について、学んでいます。

「こども時代のすべてを施設で暮らす」という子どもが、

少しでも減って欲しいと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

首都圏で生活保護担当として働きバーンアウト。生活保護家庭の子どもたちの暮らしが生活保護によって必ずしも良くなっていかないことに絶望する。重いうつ病で20代で死んでいたかもしれないため、その後の人生はオマケだと思い、やり残したことを全てその年のうちにしようというスタンスで毎年生きのびている。2007年に日本とスイスの施設で暮らす子どものライフヒストリーを書いた本『親なき子』を出版、同じような状況で施設に来ても制度が違えば世界観も未来の展望も違うことを書いた。つまり、制度とサポートがあれば「親ガチャ」は減らせる、実際には「国ガチャ」が起きている。 日本で生まれる子どもが幸せな大人になれるようにできることは全部したい、その気持ちの1つがこの漫画の日本への紹介です。

 

 

 

クラウドファンディング発起人である安發明子(あわあきこ)さんのプロフィールを読んで、一番最初に頭に浮かんだのは、「あの生活保護の大学生」でした。

 

 

首都圏で生活保護担当として働きバーンアウト。生活保護家庭の子どもたちの暮らしが生活保護によって必ずしも良くなっていかないことに絶望する。

 

「あの生活保護の大学生」の家庭に、エデュケーターが関わっていたら、違っていたかも・・・と思ってしまうのです。

 

 

生活保護を必要とする方はどんどん活用してほしい。

その一方で、「生活保護をきちんと脱するための支援活動」というのは、どれだけ行われているんだろう?

私の知人は、併用の話は一切なく、ただ「生活保護を抜けろ」と圧力をかけられるだけでした。

生業給付の話も、もちろんありませんでした。

 

児童相談所と同様、生活保護のケースワーカーも大変だと聞きます。

一人で100件受け持つのもザラだとか。

 

「護られなかった者たちへ」を思い出します。

 

 

つづく。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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