ジャズマスター 配線改善 その2 | ピクルス卸問屋のブログ

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6月2の続きです。


ウッドパテにより、ピックアップ取り付けネジのガタつきも無くなったところで、いよいよピックアップの配線に。


こんな感じに仕上がりました。中々いい感じです(自画自賛)。
ただ1か所ミスをしており、リアPUの配線が逆になっています(;^_^A

 


フロントPUとプリセットコントロール部の様子。
フロントPUのアースは短めにし、ためらうことなくメタルシートにはんだ付け。


フロントPUとプリセットコントロール部の様子 その2。
PUに「SJM-1N」とあります。ダンカン製のPUです。


弦アースは、被服を剥いた電線をそのままアームユニットとボディの間に挟むのがオリジナルスタイルですが、ここはあえてラグ端子を使用。


交換したCTSのポットにはんだ付け。

アース線が短すぎて継ぎ足し。マヌケです( ;∀;)


次は、PU下のクッションゴムを取り付け。
今回はダ〇ソーで見つけた楕円形の小さなものを組み合わせて使用します。

 


12個のうち2個ずつ重ね合わせて6個にします。(裏にシールが付いています)

このようにPUキャビティに貼り付けます。

色んな形のものが売られていますので、お好みで。

 

PUを取り付けた様子。

ついでにフレットと指板もクリーニングしました。

 

クッションゴム2段重ねでは高さが足りず、リアPUは若干低めのセッティング。
でもこのギターはフロントPUメインで使うため良しとします。

 


最後に、トレモロユニットのアーム穴の調整。

アームがぶらぶらして、ギターの角度によっては抜けてしまうため。


このようにアームの根元部分に切れ目があり、4つに分かれています。
ここをペンチで軽く締め、アームが抜けないようにします。

 


調整完了。


弦を張って改善作業完了です。
ハットノブの色が真っ白なのが気になりますが、使っているうちに黄色っぽくなっていくでしょう。


音を出してみたところ、ポットを1MΩから500kΩに変えたことで、以前のシャリシャリした感じが無くなり、丸く太い音になったようです。
ピックガード裏に貼った銅板が持つ容量も音に影響していると思います。
また、ボリュームのカーブもBからAにしたので、音量の変化が自然に聴こえるようになりました。この辺は好き好きですが…。

以上、2回に分けてご紹介したジャズマスターいじりの様子でした。
ご参考になれば…。

                            ~以下次号~