1.BCL用アンテナカップラの製作 その2
昨年8月25日にアップしたこの記事、
の続編です。
この投稿で使ったエアバリコンの動きが何だかおかしく、配線も元々参考にした回路図とは違っていたため、バリコンの交換と配線のやり直し。
手直し前の様子。
手直し後の様子。手直し個所は下記3つ。
・エアバリコンの容量を違うものに変更(8.0~328pF)
・ロータリーSWの空き端子にバイパスを追加
・使っていなかった2次コイルを使用
前回の対応周波数は3.2MHz~13MHzと書きましたが、作り方が適当だったため実際にこうだったのかは疑わしいところです。今回は計算値で大体1.5MHz~7MHz辺り。受信テストをしてみた限りではこれに近いと思います。
エアバリコンは下記の投稿でもご紹介したアルプスのC613Aです。
配線材の太さがまちまちですが、問題なく使えています。
ついでにラベルも追加しました。これだけでも結構雰囲気が変わります。
ロータリーSWの12番の「BP」はバイパス。MFJの製品を参考にしました。
303WA-2などのアンテナではカプラーを通す必要が無い場合も多いので、バイパスを設けると便利です。
前回の様子(ラベル無し)。ロータリーSWの番号が手書きなのは仕方がないとしても、位置がバラバラ。こういうところに性格が出ます(;^_^A。
初期の様子。これが一番シンプルで良かったかも…(時すでに遅し)。
前回も載せましたが、この回路を参考にしています。
2.その他
1)コメットのアンテナカップラ CAT-10
こちらも同様にバイパスを追加しました。
この製品のロータリーSWはデフォルトで使われているのは半分だけで、SW自体は空き端子の部分も含めて360度回ります。
2MHzの下の空き端子とRx端子を直結。問題なく使えるようになりました。
以前投稿したコンバーターにもラベルを貼り付け。
1500kHzハイパスフィルタにはこんなラベルを…。
303WA-2を販売しているメーカの商品に似ているような…(笑)
2)短波用 同調型バー・アンテナ
ある方のブログに製作記事がありましたので参考にさせて頂きました。
外観はこんな感じ。
見たことがあるケース…そうです。今までにご紹介した作品に使ったケースの使い回しです。
丸い穴は不要になったBNC端子のあとです。
中身はこんな感じ。シンプルなLC回路です。
AMラジオ用のバーアンテナにホルマル線を1次側、2次側と巻きます。
ポリバリコンは340pF×2連の680pF。
対応周波数はだいたい700kHz~5500kHz。
IC-R6やIC-R30などでは室内だと内蔵のバーアンテナでは受信が厳しいですが、これを使うとかなりの改善がありました。
この辺はいずれご報告します。
~以下次号~