かつての日本では、葬式の時に一杯だけご飯を食べて死者と別れるという儀式が広範囲に行われていました。そのために、普段の食事においておかわりをせずに一杯だけのご飯で済ますことは、葬式を連想させる行為として非常に忌み嫌われていたのです。
居候(いそうろう)三杯目にはそっと出し、という川柳があります。
タダ飯を食べさせてもらっている居候は肩身が狭いので、ご飯のおかわりをするにも遠慮がちになるという川柳ですが、なぜ2杯目ではなく3杯目なのかというと、2杯目は一膳飯のタブーを回避するための義務なので堂々とおかわりすることができたからなのです。
3杯目のおかわり
なるほど面白いですな。
しかしこんな記事も・・
■一膳めし屋
一膳飯がタブー視されていた江戸時代
江戸時代には、道中の立場(たてば)茶屋などで「一膳飯をあがれ」と呼び込んだ粗末な飲食店があり、一方では都会の下層労働者を相手とした下級飲食店があり、いずれも一膳飯屋とよばれた。下級な食事法と考えられていた、1杯限りの盛り切り飯を食べさせたのが語源である。米飯だけでなく、簡単な総菜はもちろん、酒や菓子類も提供された。明治以後、前者は鉄道の駅前などの食堂、休憩所となり、後者は都市労働者の増大に伴ってその数が増加し、やがて簡易食堂、大衆食堂などに名称を変えていった。
なるほど・・子供の頃に一膳めし屋というのは聞いたことがある。昔ながらの定食屋さんで、好きなおかずを選んでごはんと味噌汁が食べさせるような店。まさに大衆食堂
こんなイメージ。今では少なくなったが懐かしくてあったら行ってみたいお店。
話を戻して・・
「一膳飯」がタブー視されていたら「一膳めし屋」などとは呼ばなかったと思うのだが真相はいかに?
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