これは、すべて大人がやらなければならないことだ。
大学生以上の人間に俺は伝えている。
俺は、自分が守れる以上の生徒数は、現段階で募集できない。
10人も20人もは、無理だ、守れない。
備蓄や誘導できる人数にも限りがある。
経営を考えれば、有り得ない話だが、それしかないし、そういう時代なのだ。
食っていけなきゃ、バイトでも何でもすればいいだけの話だ。
それだけの危機意識と自己責任を感じている。
周りの大人達が、そこまで考えているとは思えないし、だからこそ、連帯など望めない。
来年度は規模もやむなく縮小し、塾の形態も変えるしかないだろう。
とにかくこの危機的状況を乗り越えていかなければならない。
危機的状況だと思っていない人間とは、関わったり議論する余地はない。
それでも関わってくれる人と、連帯し、全力で支え合っていこうと思う。
原発廃炉まで、最長60年。
それまでに何度震災が起こるのか。
東日本アウターライズ、関東直下、関東海溝、噴火、東海・東南海・南海連動地震・・・
原発は何回事故を起こすのか。
戦争も起きるだろう。
経済的な不況もあるだろう。
予期せぬ事も起こるかもしれない。
これでも危機的状況でないというなら、勝手にしてくれ。
そして、俺に構うな。
俺には、俺自身で守らねばならないものがあるのだから。
そんなこと言ってたら暗くなるって言う人もいるだろう。
だからこそ明るく・・・それはわかる。
けれど、その間に対策だけは子ども達のために立ててほしい。
それは、国だとか行政だとか政治たとかじゃなく、個々人でやるべきことだと俺は思う。
待っていても、意味がない。
色々言ったが、俺の願いは、子ども達を守りたい。
大切な人を守りたい。
ただ、それだけだ。