さて、ノウハウを学んだはずなのに、鬱になった私が、こんな本を読みました。

ノウハウを学んでいるのに、なぜ、儲からないのか? (アスカビジネス)/クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

¥価格不明
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・理論があるから、事例を見て学ぶポイントを見抜くことができる。

例えば、最近こんな本を読みました。

子どもも先生も思いっきり笑える73のネタ大放出! (教師のための携帯ブックス)/黎明書房

¥1,296
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載っているのは、楽しいミニゲームの数々。私はすがるように読み、既に数個を試しました。

しかし、これら事例の引き出しが数個増えたところで、たかが知れているということです。



きっと、何のためにこのようなミニゲームを行うのか。
学級経営を安定させるための事例の1つである。という、理論の方を頭に入れておかないと、ミニゲームをやっても無駄、気休めにしかならないということです。

あぁ厳しい・・・

また、こんな文章もありました。

・あなたも、好きな会社の新商品が出ると、迷わず購入しませんか。好きなアーティストのアルバムなんて、無条件に買うでしょ?気に入ったコンサルタントのセミナーは説明も読まずに申し込む方も多いはずです。感情的なつながりが出来上がると、売り込まなくても売れるようになるのです。「この会社は自分のことをわかってくれている」という感覚を創りあげるように、コミュニケーションの戦略を立て、自分の考えや思いを発信することが大事ですね。ビジネスを着実に広げていくために必要なことを、お客さんの感情の観点から説明するなら、2つしかありません。ひとつは、「きっとまたいいものだ」というお客さんからの期待を得ること。2つ目は、その期待を裏切らないことでできる信頼関係をつくること。この2つを少しずつ自分のできる範囲で広げていくのが、無理のないビジネスの広げ方、そのルールです。お客さんとの関係性が、結局は会社の安定性につながっていくのです。

私は、毎週学級通信を書いています。目的の一つに、「保護者に頑張っている感を伝える」といういやらしい目的があります。毎週、その週にあったことを文章にして保護者に見せることで、「こいつは頑張り屋さんだな」という印象を持たせたいのです。



もし、そういう印象を一度でも持ってもらえれば、あとは何をやっても頑張り屋という色眼鏡で見てもらえると思うのです。

そうすると、多少の失敗も目をつぶってもらえるような気がするのです。

まぁ結局、子どもとの関係が上手くいかなくなって鬱になった私ですから、学級通信をいくら頑張ったところで、たかが知れているのですが、それでも、保護者を敵に回さない作戦として、有効ではあると思います。
・「もう忙しくて、毎日がいっぱいいっぱい」-仕事に追われ、そう感じている人は少なくないでしょう。連夜の残業は当たり前、休日もままならない。でもその割には、思うように成果が上がらない。もっと時間が欲しい、日常にゆとりを持ちたいと考えている人は多いと思います。




はい。私です。

今日紹介するのはこの本です。

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)/幻冬舎

¥778
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さて、スポーツジムや、ゴルフの打ちっ放しなど、完全に気まぐれで行っている私には、この文が印象に残りました。

・重要なのは、やりたいこと・やるべきことのための時間を、あらかじめスケジュールから「天引き」してしまうことです。時間の「天引き」には、時間資産を増やすということのほかに、もう一つ意味があります。「天引き」をするためには、そのことにどれだけの時間をかけるかを決めなくてはなりません。そうすると、いわゆる「締切効果」が生まれて、その時間内で成果を出すことを考えるようになります。つまり、時間の使い方が効率的になって、時間密度が高まるのです。

締切効果ってなんだか怖いですね。これは、資格を取ろうとか痩せようとか、目標がはっきりしている時、だけど、スケジュールを設定しないといつまで経っても成し遂げられない時などに、使えそうです。

ちなみに、私がTOEICを受けた時、この問題集はこの日まで、この問題集はこの日まで、と、締め切りを設定していました。

そして、自分のポテンシャルでは期待以上の、点数をとることができました。

意味、効果はあるのだろうけれど、プライベートまで締め切りに追われるとなると、なかなか実行しづらい話ではありますね。

・子ども時代を思い起こしてみてください。小学校、中学校と、みんな時間割にしたがって生活してきたはずです。好むと好まざるとにかかわらず、とりあえずチャイムが鳴れば席に着き、またチャイムが鳴れば教室を飛び出す。「一時間目は算数」「二時間目は国語」などとやることが決められているので、嫌いな科目でもやるしかない。それにより、飽きっぽい子どもや怠けやすい子どもも、それなりに規則正しい生活を送ることができます。逆に「いつでも何でも自由に勉強していいよ」と言われれば、たいていの子はだらけてしまいます。好きな勉強は一生懸命するけれど、嫌いな勉強は何もしない。勉強嫌いな子なら、ひたすら遊んでしまうかもしれません。同じことが大人についても言えます。時間割とは、自分自身にアポイントメントを入れておくようなもの。一度決めてしまえば、毎日「今日は何をやらなければいけないのか」と頭を使わなくても、自動的に体が動くようになります。「何をするかは、その日ごとに自由に決めていい」ということだと、よほど自分をきちんとコントロールできる人でなければ、何をしたらいいのか迷ったり、ダラダラと過ごす時間が多くなってしまうのではないでしょうか。



大人も毎日毎日その日その日の時間割りを立てると良いんじゃない?という文章です。

確かに、

次は何しようかな~ぁ、あれしなきゃ!

なんて、毎日毎日、一つ一つの仕事が終わるたびに考えてたら、効率が悪くて仕方がない。

のは、分かるのですが、毎日毎日時間割りを立てるって、なかなか厳しいですよね。イレギュラーな仕事も入るし、ダラッとしたい時間もある。なんだかこのブログを書いていて、この本の提案には応えられない気がしてきました。チーン。

・仕事では、常に100点満点を取る必要はありません。「80点でスピード勝負」の仕事も少なからずあります。しかし時間の制限を意識しないと、そういう仕事でも100点をねらってしまう、受験勉強で言えば、教科書を丸ごと暗記するようなものです。(中略)そこで重要なのが、やるべき仕事で求められているレベルを見極めるということです。多少時間がかかっても100点満点の精度を求められる仕事なのか、それとも80点でいいから、スピードを重視すべき仕事なのか。この判断によって、処理はまったく違ってきます。

この類の文章は以前にも引用したような気がします。100点満点取ろうとして悶絶するぐらいなら、80点で仕上げちゃえばいい。やっぱりこのように言っている本は多いようです。
半年前は鬱の真っ只中で、とにかく本を読んで自分の背負った負い目を洗い流そうとしていました。

そんな時に読んだ本のうちの1冊です。

READING HACKS!読書ハック!―超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣/東洋経済新報社

¥1,620
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・読書投資基準=70:20:10モデル
読書に対して「70:20:10モデル」と呼ばれる投資基準を持つことです。これはグーグルの社長エリック・シュミットさんが自社の投資基準比として掲げているもので、グーグルでは、既存サービスの充実に70%の金と時間をかけ、20%は既存サービスの周辺サービスの充実に、そして10%は全く新しい未知の領域に投資するという黄金比率があります。わたしはこの基準を読書に持ち込んでいて、既存ビジネス領域への書籍投資に70%、既存ビジネスをサポートしうる、あるいは新しいビジネスにありうる領域の参考文献に20%、そして全く未知の書籍に10%を割くように意識しています。




きっと私も、10冊本を読むなら、7冊は教員関係の本を読まなければいけないのだろうと思いました。逆に、10冊のうちの1冊は、まったく手に取ったことのないジャンルの本を読まなければいけないのだろうと思います。

自分の読書のバランスが、Googleの投資のバランスと合致したらなんとなく嬉しいですね。

・わたしはよく小学生の長女を連れてプチ家出を決行します。長女にはバッグに宿題を入れさせて、わたしは読書キットとノートパソコンを持って近所のファミレスに行ってしまう。長女はファミレスに行けることが楽しみで仕方がないですし、しかもゲームのような誘惑がなく、人目もあるので案外集中して宿題をするのです。(中略)これは子供のいるお父さんビジネスマン必須のハックです。ドリンク代(あるいはデザート代)はかさんでしまいますが、これが習慣化すると、子供の集中力強化にもつながりますし、何より家族がストレスフリーとなる幸せな方法だと思います。



私の息子は今、0歳です。私は休みの日にパソコンを持ち出して仕事をするようなお仕事ではありませんが、自分の読みたい本がある時や、奥さんをゆっくりさせてあげたい時など、何か暇潰しをファミレスに持っていって、息子には宿題をさせる、といった作戦が使えるかもしれません。
今まで、いろいろな手帳を使ってみましたが、どうも有効活用できていないのではないか、と思う私が、こんな本を読みました。

「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ)/講談社

¥1,404
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私は忙しくなってくると、仕事がどんどん手に負えなくなり、締め切りを過ぎてしまうこともざら。今日の授業の準備を今日の朝にやるなんていう、もう毎分毎分が締め切りに追われているような、そんなことさえあります。

・締切りが設定されていなければ、自分で締切りを作ろう。そして。自分を縛るのだ。「背水の陣を敷く」とは、まさにこのことだ。

・もう一つの方法は、人と約束することだ。約束した期限までに完成していなければ、相手に迷惑をかけることになる。そして、私は恥をかくし、減点を受ける。だから期限内に仕事を完成させようと努力する。




余計に気持ちが苦しくなりそうですが、約束しないと締め切りを守れないんだったら、自分と、もしくは他人と約束するしかないのです。その約束の日程を、まるで人と会うかのように手帳に書いていきます。

私の手帳は今、これを実践してみたところ、約束だらけでまるで、忙しい人のようです。

さて、基本、読書感想文のようなこのブログですが、様々な本を読むにあたって、この本のこの文が役に立ちました。

・本を読んでいるときに思いつくことは、本に書き込んでしまおう。本には、自分のためにも他人のためにも、書き込むべきだ。古本屋に売るためにきれいに保とうなどと考えるべきではない。われわれは、小学生のときから「本を書き入れで汚してはいけない」と教えられ、それが習慣になってしまっている。しかし、なぜ書き込んではいけないのだろう。この教えは、少なくても自分の本については、不合理だ。だから、本を読むときは赤ペンをそばに置いておくことにしよう。

私は、写真集や詩集など見て楽しむものは別として、知識を得る本に関しては、私は一回読んだら二回目を読むことはほぼないので、捨てて良いものだと思っています。ただ、逆に知識を得なければ読む意味がないと思っています。読んだその場では、知識を得たと思っていても、三日もすれば本の内容なんて、バカな私は忘れてしまいます。だから、こうしてブログを書いて、自分がびびっときた文章は、また思い出せるようにしようと思っています。

本を読み、どこの文章を覚えておきたいか、どこの文章に何を感じたか、などを本に書いておくと、後でブログにする時にもなるほど感がよみがえって非常に便利でした。

BOOK・OFFに売れなくなることだけが、唯一の難点でしょうか。



以前、「キリの良さを超えたキリの悪さ」という記事を書きましたが、この本ではこのようにお勧めしていました。

・スタートできたとしても、それだけでは、完全処理にはほど遠い。では、どこまで進めるべきか?私は、最初から完璧を求めるのでなく、「なんとか形のつくところまでやっておく」ことを、第一目標にするのがよいと思う。これを、「8割原則」と呼ぶことにしよう。

大事なのは、最初から100%を目指すな!ということでしょう。8割できればオッケー。いきなり10割目指して、10割にほど遠く、一人勝手に自己嫌悪に陥る私には、必要なポリシーです。
今まで、PowerPointは研究授業で使わなきゃいけなくなって一度だけ使ったっきりの私が、この本を読み、勇気が出て、初めて自分から使ってみようと思いました。

でかいプレゼン 高橋メソッドの本/ソフトバンク クリエイティブ

¥1,296
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使ってみたのは保護者会。派手な飾りは一切せず、大きな文字とフロートインというふわっと文字が出てくるアニメーションのみ。

それでも、口頭のみでのお話よりも分かりやすく、そして頑張った感のある保護者会になったと思います。

さて、高橋メソッドとは何かというと、何も飾らず大きな文字で次々に喋っていることをどんどんPowerPointで出していこう!というメソッドです。



こんな感じ。

最初は

えっ!?

って思いましたが、読んでいくうちに、

別に雲の吹き出しがなくても、青い丸のなかに文字を浮かび上がらせなくても、思いを伝えることが第一じゃん!

という感想を持ちました。



データとかを円グラフにまとめたりする必要があるならば、会社のビッグプロジェクトの立ち上げで社長を説得するならば、見やすさや、緻密さも問われるのでしょうが、私がPowerPointを使う場面は、思いさえ伝わればいい場面なので、緻密さは必要ないのです。

ちなみに高橋メソッドの良さで私がなるほどと思ったのは以下の2つ。

○推敲しやすい
高橋メソッドでは、説明はすべてスライドに書くことを推奨しています。こうすると、どこで説明が不足していたり冗長になっているのか、あるいはどこに飛躍があるのかが簡単にわかるようになります。

○発表しやすい
高橋メソッドの利点は、スライドがそのままスピーチ原稿のあらすじとして使えることです。話したい内容がスライドに一通り書かれているので、スライドを見ていくだけで、発表時に話す内容を追いかけることができます。


一つ小技が増えました( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ 
さて、3回目の紹介ですが、この本は面白い文章がいっぱいです。

策略-ブラック学級づくり 子どもの心を奪う!クラス担任術/明治図書出版

¥1,836
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○子どもと個別の物語をつくる「エサ」をまけ
 新学期初日の自己紹介で、私は次のように言った。
 「中村先生の好きな物を3つ紹介します。1つ目は、サンフレッチェ広島です。サンフレの大ファンで、スカパー!で毎試合応援しています。年に何度か試合も見に行きます」
 ちなみに2つめは広島カープ、3つ目はラーメンである。
 教師の好きな物を紹介しておくことで、子どもたちが話しかけたくなる「エサ」を撒いておく。自己紹介も「策略」を練って行うべきなのだ。


私も、一発目の学級通信と、子どもに書かせた自己紹介カードを私も書くことで、餌を撒いてみました。

学級通信には、趣味(サッカー・ゴルフ)と最近の悩みを(スーツがきつくなってきたこと)書き、自己紹介カードには好きなこと・もの(サッカー・ゴルフ・ジャイアントキリング・ビール・赤ワイン・0歳の息子と遊ぶこと)と、誕生日を書きました。

あんまり私の餌に食いつく様子はありませんが、唯一0歳の息子には食いついてくれたようで、一緒に給食を食べるときなど、あれやこれやと聞いてくる子がいます。


手帳に貼った、日々のやる気アップ作戦の、元気が出る写真の中の、息子の写真がやはり子どもたちは見たいようです。



餌も戦略的に巻く、というのは非常に勉強になりました。 
昨年度、僕は鬱になりました。

今年も、学年は違えど、原因となった子どもは学校に来ています。

今年も散々避けられたり陰であらぬ噂を立てられたりするのではないか、という怖さと、(本音を吐きます)いなくなってしまえば良いのに、という憎しみが半分半分といった気持ちです。

さて、こんな僕は鬱の間、このような本を読みました。

策略-ブラック学級づくり 子どもの心を奪う!クラス担任術/明治図書出版

¥1,836
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○どうしてもダメなら流してしまえ
 「今、教師に一番必要な力は何か?」
と聞かれたら、私は迷いなくこう答える。
 これからの教師に一番必要なのは、間違いなく「流す」力です。
と。「流す」力は、「スルーする」力と言い換えても良いかも知れない。


私はスルーが苦手です。鬱になったのも、子どもからディスられていることを、避けられなくなったことが一番の原因でした。

これからの教師に一番必要なのは、間違いなく「流す」力です。

この言葉には驚きました。教師にとって一番必要な力は、授業力や、学級経営力、統率力などではないのです。流す力なのだそうです。



今、私は私をディスってくるアイツを見るだけで吐き気がしてきます。

アイツの存在感を、上手く流せるようにならないとな、と思います。
昨年度、私は鬱になりました。

今年も、学年は違えど、原因となった子どもは学校に来ています。

今年も散々避けられたり陰であらぬ噂を立てられたりするのではないか、という怖さと、(本音を吐きます)いなくなってしまえば良いのに、という憎しみが半分半分といった気持ちです。

その子とは別に、やはり毎年私は、学級崩壊が起こってしまうことを、とても恐れています。

この子は怒っていいのかな・・・

面と向かって怒っていいタイプかな・・・

後でみんなに反感を買われないかな・・・

などなど。

そんな私は、この本に大きく共感をすることになるのです。

策略-ブラック学級づくり 子どもの心を奪う!クラス担任術/明治図書出版

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○「怖さ」を知っても、それを見破られるな
 教室のリーダーである教師は、意識しなければならないことがある。それは、「怖さ」を知りながらも、それを表に出してはいけないということである。特に、子どもたちに絶対に気づかれてはダメだ。


まず、「怖さ」を持っていっていいのだ。ということに、私は励まされました。私は臆病です。心の中で誰かが私に

びびってんじゃねーよ!

などと言っているような気さえします。

向こう見ずに我流を貫き、失敗しても反省しないで平気な顔していられる人を、哀れだと思いながらも、どこかで羨んでいる自分がいます。



しかし、

「怖さ」を知りながらも

という一文に、怖さは必要な要素なのだと感じることができました。

ただ、

それを表に出してはいけないということである。特に、子どもたちに絶対に気づかれてはダメだ。

その怖さを、気づかれてはいけないのです。

今、私をディスってくる子たちとは、なるべく関わらないように過ごしています。階段も別の階段を使い、遠回りして自分の教室へ行っています。

みんなに気づかれているかもしれないけれど、逃げてるのではなく、戦略的撤退だと考えて、今年は過ごそうと思います。

そして、今年の学級の子どもたちには、怖さを気づかれないように、積極的に接していこうと思います。



こういうことがやりたかった!シゴタノのような書評の、教職本バージョンみたいなのが欲しかった。

でも見当たらなかった。だから、自分で作ってみたかった。それが、このブログです。

これからは、教員本の書評ブログにでもなればいいなと、思います。
 
私は昨年度、鬱になりました。

鬱になったのは、全部自分が悪いと思っていました。そんな私に変化の兆しをもたらす一例が、この本にはありました。

発想法―創造性開発のために (中公新書 (136))/中央公論社

¥713
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まずは以下の、田村君の例をご覧ください。



・たとえば、ある会社の職場で、田村君について次の六つの事実が観察されたとしよう。①サラリーが安い。②重要なポストについていない。③上役との折りあいが悪い。④期日までに仕事をしない。⑤パチンコに凝る。⑥組合活動に熱心である。この六か条を見たとき、すぐ次のように記述するのは、叙述と解釈の区別を全くしようとしない、悪い典型である。「彼は無能で虚栄の強い人間である。期日までに仕事をせず、パチンコに凝ったりしている。だから重要なポストも与えられず、サラリーが安いのも、あたりまえである。ところが虚栄心の強い彼は、サラリーやポストの不満から上役を恨んで折りあいが悪い。そして、あてつけのため組合活動に熱心になっている」叙述と解釈の区別に良心的な人は、たとえば次のように記すだろう。「以上の六項に基づけば、彼がやる気をおこしていないのは、もともと無能だというのも一説。そのときにはポストやサラリーはその結果となろう。しかし他の仮説も考えられる。彼の潜在能力を抑制するような人事政策や給与体系が原因かもしれない。そのときには、仕事のおくれ、組合活動、パチンコ等は結果となる。あるいは上役の指導が原因かもしれない。これのため彼は万事がおもしろくなく、さらにそれがはね返って悪循環を生み、ポストやサラリー上の冷遇となったのかもしれない。」

私もきっと、

なんだこの田村っつーやつは!?

と思うでしょう。実際に思いました。しかし、違う見方をすれば、上記のように田村くんがこのようになっているのは、周りの環境のせいじゃないか、と考えることもできます。

この、違う見方をすれば・・・というこおがなかなか難しく、なかなかできない私ですが、最近はこう思うように自分に言い聞かせています。

鬱になったのは、全部アイツのせい。悪いのは、全部アイツ。

仕事に復帰し、私の鬱の原因となった子と、すれ違うこともあります。その度に、私から離れ隠れたり、通りすぎた後で嫌味を言ってきたりすることもあります。

本当はやり返せたら良いのに・・・と思いますが、立場上それは不可能。

そんな時、ディスられたことにしょげるのではなくて、心の中でやり返す。

全部アイツが悪いんだ。

全部自分が悪い→全部アイツが悪い

という発想の転換で、少しでも気が楽になれば、まだまだ少しは生き延びれる。


自分が生き延びるために、心の中で悪魔の自分を飼いながら、うまく飼い慣らしながら過ごしていければいいか・・・と思います。



※読んでいて、気分を悪くされた方。こんな内容でごめんなさい。
仕事が遅く、気づかないところで誰かの時間を奪っている私が、こんな本を読みました。

時間泥棒を探せ!/扶桑社

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・必要なことは「これでいい」と自分の中で折り合いをつけてしまうことだと思います。たとえばコンサルタントのような問題解決を専門とした仕事でも、「こうしてみては?」という仮説で動き出してしまったほうが早い、という話をしました。ましてや会社に提出するレポートだったら、70%程度で仕上げ、あとは上司の判断に委ねてしまったほうがよっぽど早かったりするのです。当然ながら、それで完璧でなくたって、あとは上司の意見を聞いて修正することはできます。でも片付けさえしなければ、次の段階には進めません。70パーセントだろうが60パーセントだろうが、とにかく大切なのは“進める”ことなのです。「完璧主義になるより、70パーセントでいいから、先に進める」


これ、すごく苦手なんです。私は、やるからには100%を目指さなきゃと、悩んで悩んで入念な準備、下調べ等をしてから、その仕事を提出ということが、多々あります。



所詮、私の自己満足の100%なんて、経験を積んだベテランからしたらきっと20、30%の出来でしかないはずです。

どーせ誰かに直してもらうんだったら、仕事は早い方がいい。だったら私の70%のものを直してもらえば、自分も周りも仕事が早くなって得をする。

そういう風に思える自分が欲しいです。

以前、私が毎週提出すべきものを提出できずにいた時、校長先生にこのように言われたことがあります。

50点でいいから出せ!



完璧な一歩よりも、てきとーな10歩の方が前に進んでいる。そういう気持ちも大切にしていきたいと思います。

続いて、この文章にもぐぐっ!と来ました。

・よく「キリのいいところまで、やっておこう」と、一日の仕事を終える段階でラストスパートをかける人がいます。たしかにそれで気分はいいし、「仕事のあとのビールは美味い」なんていう気持ちにもなりますが、私はできるだけ“さらに、そのもう一歩先”まで進むようにしているのです。どうするかというと、たとえば「今日までに1章を書いてしまおう」と思って何とかそこまで書き上げても、そこで終わらせない。必ず“次の章の書き始め”を少しでもやってしまってから、一日の仕事を終える、ということです。


キリのいいところまで仕事を終わらせると、確かに気分はいいです。しかし、次の日がまた0からのスタートなので、エンジンをかけるのに、

あぁ今日はこれやらなきゃ

とエネルギーを使います。

しかし、前日に少しでも進めておくと、次の日はその続きから。いわば前日の惰性でスターとすることができるような気がします。

例えば、大きな仕事を終えて、帰りたいけれど、明日必要なプリントのプリントアウトまで行う。

すると明日は、人数分印刷すればいいことになります。

いや、本当はその日に印刷まですればいいのでしょうけど、やるべきことをその日にすべてこなそうと思うと、時間がいくらあっても足りません。

私が考えた合言葉は、

キリの良さを超えたキリの悪さ

一つキリの良さを超えることが、次の日の楽につながると胸に抱きながら、働こうと思います。

※この本を読んだ頃の時期には、大事だと思ったところをたくさんパソコンに打ち込んでおり、どの引用を記事として膨らませるか、精査するのが大変です。。。