宅建の正式名称は宅地建物取引主任者といい、国土交通省管轄の国家資格で受験資格に特に定めはありません。

土地や建物など不動産の取引・仲介などを仕事として行うことを宅地建物取引業(宅建業)と定義してこの宅建業を営むために必要な資格です。

各事業所ごとに最低一人、5人に一人以上の割合で宅地建物取引主任者(以下、宅建主任者と呼びます)の資格を持った人を置かなければいけません。

不動産取引は高額かつ専門的になる場合が多く、法律的に適正な契約を行うことと消費者の保護を目的としてこのような資格の制度が定められているのです。

宅建業者は現在約13万社、資格を所有し登録されているのは約80万人、そのうち資格を実際に利用して宅建業に従事している人はおよそ25万人ほどといわれます。

バブル時など、一時期国家資格の人気ナンバーワンと言われていたこともありました。今日若干人気はおさまっているようですが資格の価値が落ちているというようなことではありません。

行政書士は、役所に提出する許認可等の申請書類の作成並びに提出手続代理、遺言書等の権利義務、事実証明及び契約書の作成等を行う国家資格です。

資格を取得した人は連合会に加盟し、個々人で仕事をこなすこととなります。この受験資格は特に定められてなく、試験は年一回実施されます。受験者は年々増加傾向にあるようです。

もともとこの資格は国家資格としては比較的取得しやすく、法律、行政、コンサルタント系では登竜門のような位置づけでしたが、ここ三年ほどは難化傾向となり、合格率は2、3%となっています。

これは受験者の増加、法科大学院に設置、資格の制度見直し論などの影響を受けたためのようです。

通信教育や専門学校などで数多く「一発で受かる」というような宣伝がなされていますが、難関の資格であるのにかわりありません。資格講座を受けたから受かるという安易な資格ではありません。

環境に関する資格は、国家、公的、民間資格のいずれにも数多く存在します。 そのなかでも環境系の資格は、化学系、生物系、工・物理学系に分けられます。

化学系に分類されるものでは、環境計量士(濃度、騒音・振動)、公害防止管理者が代表的です。

環境計量士は、経済産業大臣から与えられる国家資格で汚染や騒音、振動の測定、分析の専門知識と経験をもつ技術者のことです。毎年3月に筆記試験が行われ、合格することで資格を得ることができます。

公害防止管理者も同じく国家資格で、これは公害を防止する管理関係の知識と技術を必要とする資格です。 

生物系では、生物分類技能検定、ビオトープ管理士、森林インストラクターなどが挙げられます。生物分類技能検定は生物や自然環境の調査・保全の人材を育成するのが目的の民間資格で、環境分野では広く知られている資格です。主に現場での保全や、一般の人に自然や生物を知ってもらうための資格といえます。

工・物理学系では、エネルギー管理士、産業廃棄物処理施設技術管理者などで、特定の施設で特別なエネルギー、物質を扱うところを管理するような資格が多く、環境関係の方以外に工場勤務の方などでも取得するようす。