さばの棒寿司と、いかなごのくぎ煮の巻き寿司 | Ternod Official blog

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哲学思想研究、文人画。 反緊縮行動(Anti-Austerity Action)〔生ー政治(Bio-politique)に抵抗する自律労働者(Autonomia Operaia)〕。 ブラック・ミュージックをこよなく愛す。レコード/CD店、古本屋、美術館などで出没することが多いです。

 

程よいさばが手に入ったので、さばの棒寿司にしました。

酢飯がちょうど半合ほど残ったので、いかなごのくぎ煮の巻き寿司にしました。

 

 

さばの棒寿司は、お店で売っているものは一本5000円ほどします。

以前、さばの棒寿司で有名な京都・祇園の「いづう」で食べたことがありますが、塩と酢の微妙な味加減で、素朴な美味しさでした。

その後、デパ地下でも何度か買いましたが、いつ食べても飽きない味です。

ただ、やはり値段が1本5000円、ハーフサイズで2千500円と、相当のものです。

名店のものでなければ安いものもありますが、自分でつくれば数百円でつくれます。

そういうわけで、挑戦しました。

 

 

さば寿司を断面から。

白い部分は酢に浸かっていますが、中心は生です。

さばは半身の両面に塩を振って1時間ほど置き、出てきた水気を拭き取って、毛抜でしっかり骨抜きをして、軽く水洗いして三杯酢に2時間ほど浸けます。

腹骨は通常は包丁でそぎ切りにしますが、毛抜で抜いたら抜けたので、骨抜きをしました。

 

 

 

白板昆布を売っているのを見たことがなく、複数のレシピサイトを参考に、とろろこぶで代用しました。

さばの生寿司と酢飯の味をなじませるため、とろろ昆布はさばの身に貼り付けました。

ただ、昔ながらの作り方、つまり冷凍をしていないので、骨抜きのときにさばの身をよく見た上、食べるときもひたすらよく噛んで食べました。

次回からは生寿司をつくったら、24時間以上は冷凍して棒寿司にするようにします。

 

 

酢飯はご飯1合炊いて三杯酢で酢飯にしましたが、さばの棒寿司に使った酢飯の量は半合ほど。

残り半合は、いかなごのくぎ煮の巻き寿司にしました。

こちらは、いかなごのくぎ煮、細長く切っただし巻き玉子、湯がいた水菜を具にしました。

何も付けずにそのまま食べられますし、火が通った具材しか使っていないので、これから行楽日和の季節ですから、お弁当にも使えそうです。