徳島への旅(3)ークルマで賀川豊彦記念館・ドイツ館へー | Ternod Official blog

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哲学思想研究、文人画。 反緊縮行動(Anti-Austerity Action)〔生ー政治(Bio-politique)に抵抗する自律労働者(Autonomia Operaia)〕。 ブラック・ミュージックをこよなく愛す。レコード/CD店、古本屋、美術館などで出没することが多いです。

【前回記事より】

 

 

 

徳島港より市バスにて、徳島駅へ。

雨が降っていました。

水たまりに足を突っ込んでしまい、靴下を乾かしました。

スニーカーは速乾性の高く、雨に濡れてもすぐ乾きますが、水が入ってくる欠点があります。

 

 

徳島駅ビルで、「滝の焼餅」をいただきました。

米の餅にあんこを入れて平たくして焼いたものです。

 

 

抹茶とのセットメニューもあります。

ちなみに隣は「御座候」です。

 

 

徳島駅周辺を散策しました。

雨が上がり、晴れてきました。

徳島駅の車両基地です。

気動車が並んでいます。

 

 

徳島城の城跡にある徳島中央公園です。

 

 

徳島中央公園にSLが展示されていました。

 

 

 

だいぶ年季が入っています。

 

 

運転台に入ってボイラーを見ることができます。

 

 

徳島駅前でレンタカーを借りて、片道30分ほど運転しました。

運転免許取得後、初の公道走行です。

一番安い軽自動車を借りました。

初心者マークはあらかじめ百均で買っておいたものです。

 

 

徳島市から隣の鳴門市・坂東地区へ。

 

まずは賀川豊彦記念館です。

兵庫県ではコープこうべ創設者として知られていますが、戦前のキリスト教社会主義者で、慈善活動や労働運動などの活動記録が展示されていました。

私は以前、賀川豊彦の『人格社会主義の本質』(1949年)を国立国会図書館関西館のアーカイブで読んで批判していますが、活動そのものは高く評価してはいます。

 

 

 

 

賀川豊彦記念館の隣には、ドイツ館があります。

坂東地区は第一次世界大戦後、青島のドイツ租界地にいたドイツ人兵士を収容する坂東捕虜収容所があり、そこでのドイツ人捕虜の生活の様子などが資料や再現模型で展示されていました。

ドイツ人捕虜は人道的に扱われ、とくに音楽活動に重点が置かれ、日本で初めてベートーヴェンの交響曲第九番が演奏された地だそうです。

 

 

ドイツ館の隣接する道の駅です。

ドイツ風ソーセージのホットドッグや、ベルリン名物のカリーヴルストがあるので買おうと思いましたが、入ったときには閉店になってしまいました。

 

 

賀川豊彦記念館・ドイツ館から約1キロほどクルマで北上して、大麻比古神社へ。

 

 

サルが出ます。

 

 

大麻比古神社の裏手に、ドイツ橋があります。

坂東俘虜収容所のドイツ人たちが近所を散策することが多く、彼らが帰国のときに記念として建設を提案し、のちの完成したそうです。

 

 

橋は歩けませんが、橋を眺めるため川べりに降りる階段はあります。

 

 

こちらは眼鏡橋です。

こちらも坂東捕虜収容所のドイツ人が造成した池にかかっている橋です。

 

 

レンタカーの返却時間が近づいてきたので、徳島駅前に戻りました。

ガソリンを満タンにして帰り、返却を終えたところです。

無事故でした。

 

 

夜の徳島市街です。

 

 

徳島といえば、阿波踊りの街です。

 

 

阿波おどりからくり時計です。

 

 

徳島での夕食は、徳島ラーメンということで、「徳島ラーメン 東大」大道本店に行ってきました。

濃いとんこつ醤油に生玉子を混ぜるとまろやかになり、豚バラ薄切りや麺にうまく絡み美味。

ラーメンライスとしてもピッタリでした。

こちらは別途、食事の記事の投稿という形で取り上げたいと思います。

 

 

(4に続く)