今日は、時間があったので斑鳩と奈良に行ってきました。
奈良は昨年、鹿で有名な奈良公園周辺(元興寺、奈良国立博物館、東大寺、春日神社)と奈良町、橿原神宮と畝傍山周辺(神武天皇御陵、藤原京跡)を散策したことがあります。そして大和文華館にて、《明清の夢》という中国山水画の主要作品が揃った展覧会を前期・後期とも観賞してきました。
今回は、まずは斑鳩にある法隆寺に行こうと決めていました。金堂の壁に描かれた仏画を見たいと思っていたからです。
だが、JR大和路線に乗り、法隆寺に着いて目に入った光景が、これです。
金堂は改修工事中です。
しかも、法隆寺の拝観料は1,500円と高めです。
したがって、今回は拝観せず、機会を改めることにしました。
一応、東院伽藍の夢殿は拝観してきました。
このことを知っている人は、いまではかなり上の年代になりましたが、法隆寺の夢殿とは、聖徳太子ともにお札に描かれていた建物です。
次に、薬師寺に行ってきました。
こちらも東塔が解体修理中、食堂(じきどう)が復元工事中でしたが、拝観料を払って見てきました。
国宝に指定されている薬師三尊像(薬師如来、日光菩薩、月光菩薩)は、日本美術史でも重要な作品です。
飛鳥時代に造られたにも関わらず、古さを感じさせない、いま造られたかのような鮮烈な美を放っていました。
そして大宝蔵殿では《仏教と刀》という特別展示が行われていました。
私としては、真田信繁(幸村)が豊臣秀頼より賜った正宗の刀、そして“妖刀”村正の刀と短刀をいくつも見ることが出来ましたので、特別拝観券を選んで正解でした。
私にとってはツボです(笑)
玄奘三蔵伽藍では、平山郁夫さんによるシルクロードの風景を描いた《大唐西域壁画》を見てきました。
さらに、薬師寺から10分ほど歩いて唐招提寺に行きました。
唐招提寺の金堂は、列柱の並んだ造りが、古代ギリシアの神殿建築の技法がシルクロードを超えて伝わったとされています。
このアングルで見ると、ギリシア神殿の影響を感じることができます。
さらに唐招提寺から北へ歩いて、復原された平城京朱雀門にたどり着きました。
儀礼的空間です。
こちらは復原された太極殿です。
政務の場というより、使節を迎えたり官吏を集めて儀礼を行う空間と施設です。
北京の紫禁城のようです。
平城京跡地は、まだ周辺整備の工事中です。
あまりにだだっ広いので、ここに東京の中央官庁を移転すれば良いのに、と思ったりしました(笑)
機能的には、この地はかつての日本の首都であり、現在の霞ヶ関の官庁街がここにあったといっても差し支えないでしょう。
長屋王邸の跡地です。
イトーヨーカドーが建っています。
JR奈良駅に着きました。
薬師寺と唐招提寺の最寄り駅である、近鉄西ノ京駅を降りてから、ずっと徒歩でここまで来ました(笑)
夕食は、奈良県の農作物や県産品を扱ったアンテナショップ「奈良のうまいもの」にて、ヤマトポークのチャーシュー丼を食べました。
肉の味がしっかりして、脂身に甘味がありました。野菜も存在感があり、食べごたえのある食事でした。
JR奈良駅1階の飲食店が並ぶエリアにあります。
さて、帰りに買ったものです。
奈良名物といえば、柿の葉寿司です。
家で飲みながらつまもうと買いました。
大阪でもスーパーマーケットや駅の売店でよく見かけますが、やはり奈良に行った時に買うものというイメージがあります。
こちらは「古代の蘇」です。
飛鳥時代、中央アジアからシルクロード経由でチーズの製法が日本にも伝わり、日本でも作られて貴族や高級官吏らの嗜好品として嗜まれていたとの記録をもとに再現された乳製品です。
「醍醐」とは、発酵乳の美味を意味する言葉とされています。
「古代の蘇」は、後日開封することにします。















