細見美術館《春画展》と京都散策 | Ternod Official blog

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哲学思想研究、文人画。 反緊縮行動(Anti-Austerity Action)〔生ー政治(Bio-politique)に抵抗する自律労働者(Autonomia Operaia)〕。 ブラック・ミュージックをこよなく愛す。レコード/CD店、古本屋、美術館などで出没することが多いです。

先週になりますが、京都に行ってきました。
関西に来てから、月に1回は京都に行っています。

阪急京都線で京都に着いた頃には、すでに午後になっていました。
そこで、まずは腹ごしらえから。
四条烏丸で降りて、大丸地下、錦市場、高島屋地下にて総菜の買い物です。

京都_錦市場


鴨川べりにて、弁当を広げました。
自宅でつくってきた、戎橋をぐらやの塩昆布を入れたおにぎりと、京都高島屋の地下で購入した、おばんざいのお惣菜です。

京都_鴨川べり弁当


だが2つめのおにぎりを食べている途中、おかずに目を向けていたら、トンビにおにぎりを取られました(笑)
おにぎりを手で持っていたのに、です。
ネットで調べてみると、鴨川べりはよくトンビが飛んでいるそうですが、まさか京都の街中にトンビが飛んでいるなど、想像もしませんでした(笑) また、トンビが雑食であることを初めて知りました。

京都_志津屋カルネ


そういうわけで、食べ足りない分の食事の買い足しです。
祗園のパン屋「志津屋」のカルネです。丸いフランスパンにハムとたまねぎが挟んであります。
さらに、コンビニで豚まんも買い食いしました(笑)

京都_細見美術館


細見美術館にて、春画展を見てきました。
平日にもかかわらず混雑していました。

同展を見に行って分かったことですが、江戸時代には狩野派や土佐派の大和絵師や、谷文晁などの南画家らも、手描きの筆写による春画を描いており、つまり当時の主な画家の多くが春画を描いていたということです。
つまり日本絵画の題材のひとつであり、今日では日本美術史のジャンルのひとつだったといってもよいでしょう。
一般的に春画というと、浮世絵師による江戸時代後期の多色刷木版画のイメージがありますが、それは一面的すぎるということです。

次に、これも一般的な見方として、「欧米の性表現は明るくあけすけなのに対して、日本の性表現は陰湿、それこそが日本独特のエロスだ」という見方がありますが、これは近代以降の性道徳によるものだと思います。
春画はどれも、明るくあけすけな表現でした。
展示解説では、性器表現とカマナラ信仰の関連が指摘されており、そういう面もあるとは思いますが、そもそも近代以前の日本では、性器タブーもなく、性に対して淫猥なものとする見方はなかったのでしょう。

京都_大徳寺金毛閣


まだ時間があったので、大徳寺も回ってきました。
写真は金毛閣です。
二階に千利休の木像が置かれて豊臣秀吉が激怒したという話があります。
また大徳寺では、有名な大徳寺納豆を買おうと思いましたが、試食してみたところ、ちょっと口に合わないので止めました。
大徳寺納豆は、味や香りが豆鼓に似ていると思いました。
あとで調べてみると、大徳寺納豆は中国伝来で、やはり豆鼓が起源のようです。
中華料理での、牛肉や魚介類などの豆鼓炒めは好きでよく食べていますが、豆鼓をそのまま食べたりはしません。

再び祗園に戻り、大安で漬け物を数種類と、花見小路にある「不老庵」の「究極の山椒ちりめん」を買いました。
どちらも東京在住時から京都に行った時には買っていました。ちりめん山椒といっても、山椒の味も香りも感じられないものがほとんどですが、同店の「究極の山椒ちりめん」は、山椒の実のパンチが効いていて美味しいです

京都_赤田屋牛すじカレー


京都では、いつもは飲んでから帰りますが、今回は用事があるので、早めに帰宅することにしました。
夕食は阪急河原町駅に直結する、赤田屋の牛すじカレーとシーザーサラダ。
キャベツのピクルスが美味しかったです。

京都へは、また近々訪れる予定です。