Vanishing Visionギターの補修 | ギターのジャンク再生やらバイクいじったりその他記録とかボヤき

久々のギターいじりです。


去る3月、島根県に出張に1か月くらい行きました。


そん時、行った直後から忙しく、ひたすら法律ギリギリまで残業してきましたよ。


いやもっと俺が要領よければもうちっと余裕だったんだろうけど、ちっと慣れないことやってたから無理だったな。


そん時、毎週日曜だけは休んでたんだが、


最初の日曜に、その出張先に長くいる後輩に車で遊び連れてってもらって、


どーしても行きたい出雲市のギター売ってる店に行ったんですわ。


すげー品数で、後輩2人は全くギター興味ないのに、1人で興奮して




お持ち帰り。


日本製フレッシャーですね。


「コレいいやつなんすか?」と後輩に聞かれるが、


…イイといえばいいが、めっちゃ物がいいわけでもない…


こういう古い昔の安ギターが好きなマニアックなコレクターにとってはめっちゃいいヤツ


こう答えときました。



そして気がつく。



…あ、出張先だ。


月末には飛行機乗るのに、どうやって持って帰ろう。



そして色々考えたり仕事したりしながら、帰る前日を迎える。





結局ね、分解してスーツケースにブチ込みましたよ。


飛行機でギター類運ぶためのケースも貸し出しあるらしく、JALやANAにも電話して聞いたりしたけど、

先着順で、予約も出来ないし、

ましてや地方の空港だからもしかしたら準備数少ないとかで

万が一無かった場合、そのままソフトケースで預けるという自体になるし、

空港に何個用意してあるかも教えてくれないし、


平日に飛行機でギター持ってのるやついないベー、とも言い切れないし、ましてや満席だからほんとに分からんし。


賭けはやめて

ヤマト便で送ろうとも考えたが、送料約4500円。

ギター安かったのになんか勿体無い。


じゃあ新幹線で帰るかと思ったが、

ギターは足元で抱えるにしても、スーツケース置き場が予約取れない場合、スーツケースのやり場に困る&指定席がそもそもほぼ満席。

島根から立ちはキツイな。


じゃあ在来線の特急乗り継いで帰るかと思ったが、朝から晩まで時間かかるし、出張清算する時に、なんでこんな移動の仕方すんの?って話になると、ギター買ったからとは言いにくいし…


そんなこと色々考えたりしたが


ダイソーでプチプチと、ネック保護のために車用のスポンジを買って、


ジャンカーは常に持ち歩いているマスキングテープでグルグル梱包して、

スーツケースに詰めました。


もちろん、スーツケースにギター入れても問題ないか、事前にANAに確認した上で梱包しました。


ちなみに、教えてくれなかっただけなんだが、俺も知らなかったんだが、


スーツケースが20キロ超えると追加料金発生します。

今回は25キロだったので2500円、荷物預かり場所で支払いました。現金持っててよかった…


結局追加で金はかかったけど、ヤマトよりは安かったから良かったと思う事にした。


それにしても、激オモだった笑



そんなこんなで

しばらく自宅内のテレワークルームと称したホビー部屋で約2ヶ月放置してましたが、

ようやく本日組み立てました。




ちなみに左下にあるオレンジのドライバーも分解する為に現地調達しました。


んで、



まあ単に復旧(組み立て)するだけならなんてことないんだが、



Xの文字が彫刻刀?で芸術的に掘られてて、


赤い塗料で墨入れされてんのですよ。


コレを掘った人はよほどX(X JAPAN)が好きだったのかな?


それもPATAファン?


それともスーファミのロックマンXが好きだったのかな?


なんにしても刻んだ文字を赤で染めるなんて、


Vanishing Visionのジャケ写の

女の胸元、おぱいモロともナイフでXと切り付ける、あのグロい絵を思い出す。


そんな中2病的なな刻印は、中年の俺が消してやる❗️



まずは手始めにコンパウンドとルーターに付けたバフで。


…コンパウンドが飛び散っただけで終了。



結局


400番で溝を消して

1000番で磨いて、


3000番のコンパウンド(手作業)で仕上げました。


9000のコンパウンドだとピカピカになりすぎて周りの部分と雰囲気がズレそうだから3000にしときました。



んで



わずかに深めの溝が残りましたが、そもそも古いギターだし打コンと思えば問題なし。


あとはいい具合にクラックと重なったりしてるところは完璧まで磨きませんでした。


これ以上はクリア層が無くなってカラーまで禿げちゃいそうなので、いい塩梅で終わりにしました。


あとは弦張って完成。



ガレージ工事に全力を注いでいましたが、

いい気分転換になりました。


俺的に、チェリーサンバーストのレスポールって、

ザ、レスポール スタンダード的な、

ロックよりもパンク的な、

あまり好んで欲しいとは思わないカラーなのですが、


今回色とかどうでも良くフレッシャーの名前買いだったのですが、こうして見てみるとすげーかっこいい色だな。


今年になってトマトも食えるようになったので


トマトもギターも嫌いと思ってても食ってみると意外と気にいることもあるんですな。


(トマトは食えるけど嫌いだから同じ例えにはならないか)


さて、


この勢いでもう一本放置ギターを手出すか、ガレージ工事継続か、


悩ましい。


とりあえず明日は頭ハギってサマーモードにへんげしよう✂️