寝台特急「富士」脱線事故・2 | terkey 鉄道・今昔物語

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1980年代の鉄道少年。。。
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少年時代と現代をタイムスリップしながら投稿しています。

寝台特急「富士」脱線事故・1)では、脱線の原因と経緯について書きました。
今回は、その続きです。
 
西明石駅構内へ足を運んでみると、機関車次位に連結されていたオハネフ25がホームに激突して大破していました。
 
イメージ 1
オハネフ25-104
 
進行方向右側が原型をとどめていない程、大破しています。
幸いだったのは、大破したのは寝台側ではなく、通路側だった事です。
 
イメージ 2
オハネフ25-104
 
さらに駅構内の先にけん引していた機関車が停止していました。
 
イメージ 3
EF65-1099
 
機関車は脱線する事もなく無傷で、すでにパンタグラフが収納されています。

夜が明けて、昼12時15分
ようやく、各駅で立ち往生していた寝台特急などの運転(回送)が開始されました。
まずは、明石駅で停車していた下り「富士」が九州へ向けて回送されました。
 
西明石駅構内で、上り「富士」と下り「富士」が交換しました。
 
イメージ 4
下り「富士」EF65-1118
 
続いて、「あさかぜ1号」の回送。
 
イメージ 5
「あさかぜ1号」EF65-1109
 
このあさかぜ1号の通過後、いよいよ脱線した客車、線路及び架線の復旧作業が開始されます。