寝台特急「富士」脱線事故・3 | terkey 鉄道・今昔物語

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少年時代と現代をタイムスリップしながら投稿しています。

寝台特急「富士」脱線事故・1)(寝台特急「富士」脱線事故・2)では、脱線の原因と経緯や他の寝台特急の回送について書きました。

今回は、その続きです。
 
15時00分
いよいよ、脱線した車両の復旧のために、線路内にクレーン車2台が入りました。
 
イメージ 1
 
2台のクレーン車で客車1両ずつを吊り上げて、線路へ復帰させてゆきます。
 
イメージ 2
 
しかし、ホームに激突して大破したオハネフ25-104は、ホームに食い込んでクレーンでの吊り上げすら不可能でした。
そこで、現地解体が行われる事になりました。
 
16時00分
本降りの雨が降り始めました。
そんな中、オハネフ25-104の解体作業が始まりました。
 
イメージ 3
オハネフ24-104
 
通常、客車の解体は3日間くらいかけて行うそうですが、今回は早期復旧の必要性から夜を徹して一夜で解体を完了させなければなりません。
人手をフル稼働させて、バーナーで車体を切断してゆきます。
 
結局、一晩での解体は間に合わず、翌10月20日10時15分に解体が完了しました。
同時に線路へ復帰した客車群も、西明石駅構内の引き込み線へ作業員の手押しで収納も完了しました。
 
その後、線路、架線その他の修復が行われ、10月20日13:30に西明石駅は36時間ぶりに全面復旧しました。
 
これらの客車は、事故の証拠品として警察に差し押さえられ、西明石駅の外れにある貨物駅跡地に留置されていました。
 
イメージ 4
 
翌1985年3月13日にこの差し押さえも解かれました。
その後、現地解体されたオハネフ25-104以外の全車両が運用復帰しています。
 
参考…脱線事故の当該車両一覧
 
EF65-1099
13号車 オハネフ25-104
12号車 オハネ25-150
11号車 オハネフ25-113
10号車 オハネ25-102
 9号車 オハネ25-225
 8号車 オシ24-102
 7号車 オハネフ25-205
 6号車 オハネフ25-107
 5号車 オハネ25-136
 4号車 オハネ25-137
 3号車 オハネ25-128
 2号車 オハネ25-106
 1号車 オロネ25-10
電源車  カニ24-22