映画 『Life 天国で君に逢えたら』 を観て
映画 『Life 天国で君に逢えたら』 を観た。
2005年2月28日、僅か38歳の若さでガンのため亡くなられた、
プロウィンドサーファー:飯島夏樹さんの実話を基にした映画だ。
何となく「泣ける」映画を観たくて、
「Yahoo!映画」のユーザーレビューで高評価だったから。
飯島さんが執筆されたエッセーは
店頭で軽く立ち読みしたことがあった。
が、映画を観る前はあまり期待していなかった。
飯島さんは世界をまたに駆ける「プロウィンドサーファー」、
だから、
僕ら凡人と違って、
途轍もなく強い精神力を持っていて、
だから、
ガンになっても常にポジティブでいられたんだ、
彼は著名人、
だから、
僕ら一般人とは違って
多分いろんなサポートがあっただろう、
だから、
僕ら凡人とは別次元の人だ、
と、勝手に思い込んでいた。
でも、それは僕の勝手な思い込みだった。
飯島さんご本人、奥様、4人の子供たち、関係者の皆様に
この場を借りて深くお詫び申し上げます。
本当に申し訳ありませんでした。
飯島さんは、
何でも克服できるスーパーマンではなく、
一人の普通の(と書くと大変語弊があるが)人間だった。
「プロウィンドサーファー」という職業も、
マイナー競技のため、
収入的に恵まれていた訳でもなく、
スポンサーのバックアップがあった訳でもない。
彼は、
ガンを恐れ、
死を恐れ、
生きる意味・気力を全く無くした。
鬱病にもなった。
でも、それを見事に克服し、
一瞬一秒を無駄にすることなく力の限り生きた。
そこには、
妻の寛子さんとの夫婦愛と彼女の献身的な支えが、
4人のお子さんとの親子愛と彼らの笑顔が、
周囲の人の友情と思いやりがあった。
飯島さんは、
それらに心から感謝し、
「生かされていること」に心から感謝した。
彼は別にスーパーマンじゃない。
でも、だからこそ、共感を呼ぶ。
いい映画を観た。
皆さんにもお薦めします。
鉄ちゃんじゃないけれど・・・ New新幹線「N700系」は凄いっ!
先週日曜日、友人の結婚式があり
日帰りで名古屋へ2ヶ月半ぶりに行った。
その帰り、
東京方面行き最終の新幹線に乗ったのだが、
これが偶然にも、
今年7月にデビューした最新型の「N700系 」だった。
名古屋駅のホームでは、
鉄ちゃんらしき人が写真も撮っていた。
※正面デザインは、ぶっちゃけブサイクである・・・。
新幹線の新車両というと、
どうしてもそのスピードに注目しがちだが、
今回のやつは、東京⇔新大阪間をたった5分短縮してるだけなので、
劇的な進化はない (と書くと、JRの方々に失礼だが・・・)。
それよりも、乗って驚いたのは、
全くと言っていいほど車内が揺れないのである。
これは素晴らしい。
快適だ。
ホントに揺れを感じない。
スピードがUPしてるのに、不思議。
また、走行音も窓側だったけどあまり気にならなかった。
JR東海のHPには、
いろいろ難しいことが書いてあったけど、
素晴らしい企業努力だと思う。
皆さんも、機会があれば是非乗ってみて下さい。
料金は、通常の「のぞみ」と同じなので。
お陰で、新横浜までぐっすり寝れた。
ま、昼の1時からずっと酒を飲んでたせいでもあるんだけど。
オカマ・タクシードライバー「雅子」
本日の未明(朝4時頃)、タクシーに乗った。
運転手の髪が肩より長い。しかもソバージュ。
「あ、女の人か・・・」と思った瞬間、
「ご乗車ありがとうございま~す」と
思いっきり裏声&ダミ声・・・。
オカマかぁ。。。
しかも、タクシーの運転手って珍しいなぁ。。。
ふと、助手席にあるネームプレートを見てみた。
「○○雅子」
ん・・・、雅子・・・?
オバサン・・・?
にしても、なんでこんな汚い声なんだ・・・。
女性っぽく振舞う仕草も、妙に不自然だ。
「ヨイショッ!」
たまに踏ん張る声は、明らかに地声で低音。
その後の会話を、無理やり裏声でつなぐ。
「雅子」の顔は、
斜め後ろ45度の角度からとバックミラー越しにしか見えないけど、
どう見ても、オッサンだよな~。
でも、だとしたら、
なんでわざわざ「雅子」って名前を使う必要あるんだろう?
謎は解けないまま、車内で眠ってしまった。
「お客様~、到着いたしました~」
明るくなり出した空の元、
ダミ声で起こされた。
「お忘れものございませんよう~」
最後もダミ声で雅子は去って行った・・・。