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初の挫折その3〜いい気になっていた私に、バブル崩壊が牙を剥いた〜

 

転職を繰り返した7年間
というのは、単に仕事を変えるだけでは
ありませんでした。 

仕事が変わるたびに、
住む場所も変わる。 

そのたびに引っ越し代がかかる。 

妻の嫁入り道具のタンス、
大きなテーブル、食器棚・・・

それらを毎回運ぶ引っ越し費用は、
当時の給料1ヶ月分を
ゆうに超えていました。 

入社1〜2年で退職金など出るはずもなく、
仕事を変えるたびに
預貯金は底をついていきました。

 

貯金ゼロ。
でも家を買った。
車もローンで買った。
そして1年後

バブルが崩壊した。
「当たり前」
に慣れた私への、

容赦ない
現実の一撃だった。

 

転機が訪れたのは、
妻の実家のある県で
仕事が決まったことでした。 

引っ越しを済ませてからというもの、
あれほど悩まされていた
首の「グキっ」も
数年に1度の頻度にまで
落ち着いてきました。

仕事も少しずつ安定し、子供も生まれ、
生活にようやく
落ち着きが出てきた頃のことです。

バブルの終わりかけのあの時期、
私たちは思い切って
建売の家を購入しました。

貯金はゼロでした。

それでも、家族のために家を持ちたい
という気持ちが勝ったのです。

当時の私の小遣いは、
飲み代を含めて月にわずか1万円。

それでも
「あるだけ有難い」
と感じていたあの頃は、
まだ謙虚さが
残っていたのかもしれません。

しかし、貯金ゼロで家を手に入れ、
さらに車もローンで購入して・・・

仕事も順調で、生活も回り始めると、
人間というのは不思議なもので、
だんだんとそれが「当たり前」
になってくるのです。

感謝の気持ちが薄れ、
いつの間に
かいい気になっていたんでしょうね。

今になってそう思います。

そして車を買って
1年も経たないうちに、
バブルが崩壊しました。

順調に上がっていた
給料の昇給がぴたりと止まり、
ボーナスもカットされました。

家のローン、車のローン、
生活費——収入は減るのに、
出ていくお金は変わらない。

家計はじわじわと
締め上げられていったんです。

 

そんな時、
たまたま車を購入した知人から
声をかけられたのが、
バスの清掃のアルバイトでした。

県内を走る定期バスが、
その日の業務を終えた後に
車内を清掃するというもので、
正業が終わってから30台〜40台を、
1日おきに、月15日こなす仕事です。

報酬は1台あたり350円。

夕食も摂れないまま深夜1時、
時にはAM3時まで働いて、
それでも月に
15万前後の収入になりました。

その副収入に背中を押されて、私は
「自分で事業をやってみよう」
と思い立ちました。

健康に関する機器や
食材の販売を手がける
企業組合を立ち上げたのです。

しかし今思えば、
事前の市場調査も、経営の知識も、
何もないままのスタートでした。

当初から数百万を借りて始めたものの、
うまくいくわけがありません。
あっという間に行き詰まりました。

 

事業の借金を返すために、
自分名義のカードローンから
400万円を借りて返済に充てました。

しかしそれでも全額は返しきれず、
さらに
別のローンにも手を出していきました。

気がつけば、借金の総額は
500万円以上にまで膨らんでいました。

手取り25万円ほどの収入で、
家のローンがあり、子供が3人いて、
借金が500万円。

毎月5万円返済しても、
元金はほとんど減らない。

心が折れそうな計算を、
何度繰り返したことか・・・・

 

返済のために、仕事・仕事・仕事。

正業をこなし、深夜にバスを磨き、
独学で覚えたCADの仕事も請け負う。

3時間ほどの睡眠で
翌朝5時半に起きて、
また正業へ向かう毎日。

家族と過ごす時間など、
どこにもありませんでした。

常に追い詰められていた私は、
知らず知らずのうちに
変わっていきました。

イライラが募り、妻に当たり散らす。

子供たちにも、優しくできない時がある。

本当はそんなことをしたくないのに、
自分の思いとは
逆のことばかりしてしまう・・・・

そんな毎日が続きました。

その間にも長女が生まれ、次男が生まれ、
家族は5人になりました。

形だけの家族は、
なんとか維持していました。

しかし、長男が中学校に上がる頃、
それはとうとう限界を迎えました。

 

長男は、私が家にいる時は普通でした。

しかし私がいない時間になると、
妻に、小学生の妹に、まだ幼い弟にまで
暴力を振るうようになっていったのです。

小学校時代に
県のドッジボールの代表にまで選ばれた、
あの利発な長男が・・・

学校でも先生に手を出し、
ついには鑑別所に入れられる事態にまで
発展しました。

 

借金返済と仕事だけに
全ての意識を注いでいた私にとって、
それは青天の霹靂でした。

どうすればいいのか、
まったく分かりませんでした。

 

大学で非行を専攻していた私が、
まさか自分の息子の非行に
直面することになるとは・・・。

皮肉という言葉では済まないような、
重い現実でした。

 

入れ墨を入れた長男の腕を見た時、
私は泣きました。

怒りではなく、ただただ、
申し訳なさと悲しさで。

仕事に追われ、
家族を顧みることができなかった
父親として、
長男の寂しさが全部わかった気がして。

 

どん底は、まだ続きます。

次話「どん底の底で私は立ち尽くした」はコチラ

 


昭和ど真ん中のじーじ「ナルハラ」
 
 

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