作家の北方謙三さんが、
あるインタビュー記事で
興味深いことを書いていらっしゃいました。


小説を書き始めたころ、
主語を「私」から「彼」に変えたら、起こった変化だそうです。

 

(最近、小説をあまり読んでないです。人からススメられた本くらいかも…)

 

 

読者が興味あるのは、あなたではなく…

 
最初は観念的なことを
『私』を主語にして書いていたが、
若造の1人語りなんて面白くない。


あるとき『私』を『彼』に変えたら、
登場人物と書き手の間に距離ができ、
がぜん動きが出た。



これが小説の文章かと気づきました。
『日本経済新聞』(The STYLE Interview)2019年6月30日付



小説とブログは別物とはいえ、
響いたのは、この部分。



「『私』を『彼』に変えたら、
 登場人物と書き手に距離ができ
 がぜん動きが出た」




ブログは、あなたの情報発信です。



しかしながら、
読者が興味あるのは、

あなたのことではなく、
あなたが発信する情報です。


(何度も書いてる通り、
あなたが芸能人や超カリスマ性がある方なら別です)



だから、ひたすら、
「あなた」のことを語られても、
よほど上手に書かない限り、

「それで?」
となってしまうのです。



たまには、人間性をにじませたり、
経験談を挟んだりするのはいいですが、
やりすぎには、ご注意ください。



あなたの商品の魅力ばかりを
伝えるのではなく、

あなたの商品を手に入れたら
どうなるのか、

どんな世界が待ってるのか、

今のままではなぜだめなのか、

あなたは、
どんな世界をめざしているのか、



などを書いてほしい。





主語は、「私」を極力減らし、
「あなた」や「お客さま」などにする。




すると、「私」が主語のときより、
客観的に文章が書けるようになります。



がぜん変わると思いますよ。




今日も、最後までお読みくださって
ありがとうございました。
 
 
 
 
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