マンガ1巻感想「中卒労働者から始める高校生活」

主人公は、中卒の社会人、片桐真実。
妹の片桐真彩が通信制の高校に通うことになったのがきっかけで、自分も高校に通い始める。

通信制高校の生活がリアルなのは作者が通信制高校出身だからかもしれない。
通信制高校にお嬢様が通ってるという、かなり無理のある設定で、いわゆる定番の身分違いの恋。

でもなぜか引き込まれる。
続きが読みたくなる。
やはり真実が魅力的。
冷めているようで熱いし、ただのヒーローでなく、頑張ってもがいて、生きているところが気になる。

ヒロインの逢澤梨央には、今のところ、魅力を感じない。
秘密を抱えて冷めた感じだが、真実と出会って変わっていくのかも。
2巻以降に期待したい。

☆☆☆
「絶対に2巻を買って読む」

著者:佐々木ミノル
出版:日本文芸社
発行:2013年6月10日第1刷
題名:中卒労働者から始める高校生活
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