前回書いた電気工事士試験に挑戦した中学生の続きです。
先日はじめて相談に来室された、保護者様、高校生との面談時のこと。
お子様はまだ学習再開できそうにない状態。
保護者様との『聴き方教室』個人授業からと決まりました。
うちの教室で一番多い形です。
一通り話を終えたところで保護者様、書棚にあったテキストを見て
「電気工事士も指導するんですか？」
とご質問。
その時は受験が終わって結果待ちの段階でした。
「中学生なんですけど、この資格取るって頑張っているんですよ」
「中学生がですか！？」
随分驚かれた様子。
「教室でも電気の勉強ばかりしています」
電気の勉強ばかりと言っても、中学でやる数学と理科の単元で重なるところはあります。
工業高校の生徒がよく受ける試験です。
高校数学や理科で習う概念の一部も知る必要があります。
大好きな電気の勉強を通してだったからでしょう。
そこは完璧に習得できました。
そんなことも汲んでいただけたのでしょう。
中学校もうちで授業のあった日は登校扱いにしてくださいました。
電気関係の仕事をされているという相談に来られた保護者様、ずいぶん感心された様子。
それを隣で聞いていたお子様が唐突に。
「私もやろうかな」
そんな流れで、保護者様の『聴き方教室』は中止。
今週からお子様と簿記を一緒に勉強することになりました。
この時に思い出しました。
私、簿記も学生時代に資格を取っていたのでした。
（一番簡単なもの）
なんで船乗りが簿記？
と意味も分からずの挑戦でしたが、
「資格は邪魔にならないぞ」
と諭されての受験でした。
たしかに、今もテキストを見直すとなんとなく憶えています。
無駄ではなかったのか。
なによりです。
私としてはこちらは40年ぶりの挑戦になります。
実はこの話にはさらに続きがあります。
一人の中学生の挑戦が知らない誰かを触発する。
その姿がさらに知らない誰かや、勇気を手渡してくれた人に力をお返しすることになる。
そんな循環を見る機会がありました。
続きます。
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フリースクール設立をお考えの方向けの動画です。
なぜか、フリースクール選びの参考になると言われました。
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どうぞご遠慮なく。
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今後の予定
令和4年4月22日 聴き方教室 県央
19:00-21:00 オンライン講座
令和4年4月28日 聴き方教室 江南区
10:00-12:00 横越地区公民館
詳細についてはお尋ね下さい
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私著