宇陀川の堤の野草(2) | もくれんのブログ

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野草しか撮らないと決めているのに、ダボハゼみたいにすぐ飛びついてしまいます。

 

鴨さんには余計なお世話ですが、2カップルなのでしょうか?

 

スズメウリ(雀瓜)の実。

鴨に続けて雀、ではありません。

 

特に珍しいものではないのに、やはりダボハゼで…。

 

ミゾソバ(溝蕎麦)。

 

この花を見るとお菓子の『金平糖』を思い出すのですが、ネットで見ると同じような人が他にもおられるようです。

 

似た花が川沿いに群生しています。

 

最初はミゾソバの白花かと思いましたが、近付くと食べる蕎麦の花のように見えます。

 

まさか?と思い、後で訪れた森野旧薬園の手入れをしておられる方にお聞きして、シャクチリソバ(赤地利蕎麦)という花だと知りました。

 

蕎麦にはならず、繁殖力が強くて除去の難しい迷惑な草だそうですが、蕎麦畑のようで景観は悪くはありません。

 

ネットで調べたら、かの牧野富太郎博士が名付け親とか。

 

竹藪の脇の草叢に赤いものを1つ見つけ、自転車を降りて確認するとなんとツリフネソウ(釣船草)です。

(実物はもっと赤い花なのにこんな色に写ってしまいました)

 

春のイチリンソウ(一輪草)といい、この堤は本当に意外な花を見せてくれます。

 

こんな群生も。

(この花も、実物はもっと濃い赤色です)

 

ムラサキカタバミ(紫酢漿草)とイモカタバミ(芋酢漿草)という似た花があって、花粉の色が前者が白色で後者が黄色とか。

それで、これは『芋』のようです。

 

次回は、森野旧薬園の花たちを。