大徳寺511世立花大亀老師の禅画2枚をネットで取得しました。落款は『如意大亀』。
縦45センチ×横60センチで、“まくり”と呼ばれる本紙だけの状態です。
そのうちの1枚です。
1行目の最初と、2行目の2つ目の文字が判読できません。
素人解釈を試みました。
寺地掃蕩
仏魔在那辺
寺の土地を掃き尽くしたが
仏も悪魔もどこにもいなかった
しっくりきません。
以前もう少し長い文書の判読をネットで依頼して、結構な費用がかかりました。
そこでヤフーの『知恵袋』で質問したところ、即座に教えてくださる方が。
天地掃蕩
仏麼在那辺 (仏、那辺にありや)
天地は掃き尽くした。
仏はどのあたりにいらっしゃるのだろうか。
納得です。
竹箒の絵も秀逸です。
額装か表装を考えねばなりません。