『認知症ケアの倫理』第19回読書会レポート② | 寺田真理子オフィシャルブログ

『認知症ケアの倫理』第19回読書会レポート②

2023年4月13日(木)に開催した『パーソンセンタードケアで考える認知症ケアの倫理』第19回読書会のレポートをお届けしています。

 

第19回読書会レポート①はこちらをご覧ください。

 

 

「SNSはほとんど無知で、必要最低限なものだけをやっている。子どもたちとLINEをやるくらいだ。一度やりとりをすると延々と続くのが面倒くさい。仕事上の連絡に必要なので最低限対応しているが、あまり使わないようにしている。家族間ではスタンプで。ついスタンプを使ってしまう」

 

「今でもガラケーを使っていて、SNSは一切やっていない。それでも今の生活は十分にやっていける。所属しているランニングクラブには150名の会員がいるが、練習に出るのは70名くらい。その仲間の中でSNSのグループができてしまうと隔たりが生まれる。知らなくていいことが8割から9割だろうと思うので、グループに入らなくても支障はないのではないか。ドコモのガラケーは2026年で提供しなくなるようなので、それまでは今の状態を続け、そこで考えようと思う」

 

「LINEではスタンプは一切しない。わざとやり方を覚えていない。コロナ禍でZOOMでの研修を開催するにあたり、10人前後の世話人の1人をしていた。研修ではLINEで色々な人がどんどんコメントをしていくので、LINEを使うメリットがあった。だが、招待するのも得意ではないと宣言して、操作も携帯を相手に渡して任せてしまう。得意ではないという第一印象を持ってもらうと、その後スタンプ等を使わなくても角が立たない。LINEに限らず、距離の取り方を常に意識している」

 

 

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