『認知症ケアの倫理』第15回読書会レポート⑥ | 寺田真理子オフィシャルブログ

『認知症ケアの倫理』第15回読書会レポート⑥

2022年12月8(木)に開催した『パーソンセンタードケアで考える認知症ケアの倫理』の第15回読書会のレポートをお届けしています。

 

第15回読書会レポート①はこちらをご覧ください。

第15回読書会レポート②はこちらをご覧ください。

第15回読書会レポート③はこちらをご覧ください。

第15回読書会レポート④はこちらをご覧ください。

第15回読書会レポート⑤はこちらをご覧ください。

 

 

「近い将来亡くなる人を相手にしている仕事だが、建前だけでも、『一日でも長く生きていてもらいたい』というのではないといけないのではないか。『発言の際の語尾が弱ってきたからあと何日くらいだろう』と予想している会話が聞こえてくると耐えられない」

 

「施設の場合と親族の場合とでは違うが、施設で悪性のポジショニングがある場合は、みんなの意見を聞くのが良いのではないか。5人いたら5人それぞれに考えがある。こういうシチュエーションだと自分の判断で何事も行ってしまうので、中庸になるように努力することが大事だ。親子であれば、親しみや愛情が残っている。相手のことをよくわかっていて判断するのであれば。そう外れていないはずだ」

 

言及するのを忘れてしまいましたが、深く共にいることができれば、その後時間が経ってもまた相手と深い関係性がつくれるのではないかということに関して、『サラバ!』がご参考になるかと思います。

 

 

今回は95ページの5行目まで読み進めることができました。

 

次回は95ページの「遠近法主義と法律」から読んでいきます。次回は2023年1月12日(木)の開催です。

 

 

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