『認知症ケアの倫理』第1回読書会レポート④ | 寺田真理子オフィシャルブログ

『認知症ケアの倫理』第1回読書会レポート④

『パーソンセンタードケアで考える認知症ケアの倫理』の第1回読書会のレポートのつづきです。

 

第1回読書会レポート①はこちらをご覧ください。

第1回読書会レポート②はこちらをご覧ください。

第1回読書会レポート③はこちらをご覧ください。

 

 

原則論の適用も困難で、道徳が混乱した中、よりどころにできるものとして挙げられたのが良心です。ただし、主観的なものではなく、客観的なものでなければならず、そのためには情報提供が必要です。

 

ここまで、テキストでは30ページまで読み進めました。次回は31ページの「倫理はどこにでもある」から読んでいきます。

 

最後に、この読書会の在り方に関連して、『悲しみとともにどう生きるか』の中から「アジール」という言葉を紹介しました。

 

 

アジールとは、「駆け込んで逃げられる自由な場所」という意味です。出入り自由で、ふらりと参加できて、職場や家庭ではできない話をすることができる、そんな場所であれたらと思います。内容が連続していても「毎回参加しなければ」と感じる必要はまったくありませんので、タイミングの合うときにご一緒できればうれしいです。お休みしても話題についていけるように、毎回このレポートで概要をお届けしますので、ご安心ください。

 

次回は11月11日(木)、「本の日」の開催となります。

 

主催はブリコラージュさまですので、お申込は直接下記の宛先までメールにてお願いいたします。当日のZOOMのご案内を差し上げます。


『パーソンセンタードケアで考える認知症ケアの倫理』第2回読書会
日時:11月11日(木) 19時30分から21時ごろまで
お申込: mail:brico@nanasha.co.jp
会費:無料です。どなたでもご参加いただけます。