そろそろ日本にも中道政党を。 | 寺平シュウコウ新聞 -Teradaila Shukou Times-

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箕輪町議会議員 寺平秀行 オフィシャルブログ

参院選は選択しなき選挙と言われています。


昨年の総選挙では

自民党が圧勝、日本維新が選挙で初進出、

みんなの党が躍進と、

保守政党時代がやってきたかに見えます。


政策が似通った保守勢力どおしでは

選びようがないじゃないか、というのが今度の参院選というわけです。


同じ保守なら自民党でいいじゃないか、

というのが最近の同党の高支持率にも

表れています。


しかし、世界的激変期では

非常時に臨機応変に対応できる

柔軟な政党が必要だと思う。


ダーウィンは

「最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である」

と述べています。


保守でも革新でもない、

中道。


もし2大政党制にするなら、

保守2大政党ではなく、

保守と中道の政権選択が

日本の風土に合ってはいまいか。


かつては自民党が

中道政党の役割を果たしていて

党内にハト派からタカ派まで

幅広い人材がそろっていました。


小泉政権以降、党の方針に逆らうものは

除名され、保守政党として純化されているように見えます。


保守とて色々でTPPひとつとっても

国家の風土、歴史を重視する伝統的保守は反対だし、

いっさいの規制を排除する新自由主義保守は賛成。


自民党も大きくなったことだし、

この辺は二つに割れて、

新自由主義保守と、

伝統的保守とリベラル派が組んだ中道連合に

再編されていくのが、いいのではないか。