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目時裕美ブログ「Happy Drink Life」

海外・日本のお酒に関する情報、主催するイベントやセミナーなどをご紹介。
国内外のおすすめのBARや、レストラン、リカーショップもアップしていきます。

メキシコ最後のご飯は、ラ・プリフィカシオン村の バルバコア名店「El Pica 1」 へ。
Netflix 「タコスのすべて(Taco Chroniclesタコ・クロニクル)」にも登場した有名店です✨
ちなみにファミリー経営でPica 1〜3まであるらしく、メキシコでもかなり有名みたい。


ここでは、羊肉をアガベの葉で包み、地下オーブンでじっくり蒸し焼きに。
火が入ったオープンが並び、圧巻でした。



お肉を手でさいてトルティーヤにのせて、サルサを合わせると、もう最高の味わい!🥩🌮
スープもコク深くて絶品でした。
全く臭みがないのも驚き!
本格的なバルバコア、初めて食べたけど、本当に美味しい。


ここでは、お肉とスープ、サルサやトルティージャ、ドリンクなど、バラバラのお店で買うので、なかなかローカル感満載でしたが、メキシコ在住の2人がテキパキオーダーしてくれて、至れり尽くせり。
頼りになる2人のおかげで、最高に楽しかった。



会場はまるで お祭りやイベント会場のような雰囲気。
いろんな屋台やお店が並び、音楽や人の活気に包まれて、とにかく楽しい空間。お酒の持ち込みもできるらしく、次はテキーラとメスカル持ってきたい。

野良のワンコたちが歩き回っているのも可愛くて、ますます心が和みました。
食べたそうな目でずっと見てくる😂


メキシコ旅の締めくくりにふさわしい、特別な体験✨🇲🇽
グアダラハラ からメキシコシティ🇲🇽へ。長かったメキシコも最終目的地に着きました。

✈️ メキシコあるある!国内線編
① 直前のゲート変更は日常茶飯事🤣
アナウンスを聞き逃すと、うっかり乗り過ごしちゃうかも…!
搭乗直前にゲートへ行って、人がザワザワし始めたら要注意⚠️
⇧今回は、アナウンスが他社エアラインとかぶって聞き取れずに空港スタッフに確認した。

② スーツケースが多い人は…アエロメヒコのビジネスクラスがお得✨
エコノミーだとスーツケース1つにつき100ドルかかるけど、ビジネスクラスなら最初から2つまで無料!
座席も広くて快適だし、エコノミー+荷物代とあまり変わらないことも😏

スーツケースも早く出てくるし、時短にもなります。


💡 +旅のアドバイス
1️⃣ 搭乗券に印刷されたゲート番号は鵜呑みにせず、出発前にモニターで必ず再確認!
2️⃣ 航空会社や空港アプリで通知設定しておくと、ゲート変更や遅延もすぐわかって安心✨
10年来のアガベスピリッツのプロモーションを続ける仲間・Megsに会いに「Salón de Agave」へ

メキシコシティ・ローマノルテにある Salón de Agave(サロン・デ・アガベ) を訪問しました。
この場所は、1920年代の美しいアールデコ建築の一室で開かれるアガベスピリッツのテイスティングルーム。
世界的なアワード Tales of the Cocktail「World’s Best Spirits Selection」 にも選出されるなど、国際的にも注目を集めています。


ここでは、テキーラやメスカルだけでなく、ライシージャやバカノラ、など幅広いアガベスピリッツを少人数で体験。メキシカンスピリッツとしてソトルも提供されます。
個人の好みに合わせたテイスティングで、味わい方はもちろん、生産者の物語や製法の違いまで知ることができました。


主宰するMegs Miller(メグス・ミラー)は、カナダ出身で、世界各地のトップバーで21年以上のキャリアを持ち、6年以上グローバル・テキーラ・アンバサダーを務めた人物。
私たちは、彼女がアルトスのアンバサダー時代に、ロンドンのテキーラ&メスカルフェスタで出会いました。



現在はメキシコを拠点に、彼女が実際に訪問し、繋がりがある生産者のアガベスピリッツやソトルの魅力を世界へ発信しています。

🇲🇽 メキシコシティを訪れるなら、Salón de Agave は必見!
アガベスピリッツの奥深さを体感できる、特別な場所です。
来日こそ、この素晴らしい体験を日本で一緒に開催できたら。
夢膨らみます^_^


興味がある方は、ぜひテイスティングクラスを予約してみてください⬇️⬇️
※英語またはスペイン語のみとなります
著書『はじめてのテキーラの教科書』のメキシコ取材でお世話になった、EL BUHOオーナーのエミリオさんに書籍をお届けしました。
インタビューのアレンジをしてくれた亜美ちゃんとも、また一緒に訪問できて嬉しい時間。


今回は、最近のテキーラ事情についてお話を伺ったり、エミリオさんも携わった少量生産のハンガリアンオーク樽熟成テキーラを試飲させていただくという貴重な体験も。
喜んでいただけて、本当に良かったです😊



メキシコでお世話になった方々の笑顔を見ると、また頑張ろうという気持ちが湧いてきます。

亜美ちゃんとは、お互い別名の企画でグアダラハラ にいましたが、まさかのタイミングで一緒に過ごせてめちゃくちゃ楽しかったし、いろんなプロジェクトが新しくすすんだり。
本当に、世の中タイミングや人のつながりって大事ですね。
改めて感じました。



忙しくて、会えなかった人や行きたかった場所もありますが、また11月にメキシコにくるので、それはまた次回の楽しみに😊

また、元気にグアダラハラに戻って来れますように。

ドン・キホーテ限定の「テキーラ・ドン・ラモン」と、アルマテラさんが輸入するアガベシロップを製造する巨大な蒸留所とボトリング施設を初めて訪問させていただきました。

案内してくれたのは、今年の「テキーラの日」イベントで来日してくれたクリスチャンさん。
テキーラとアガベシロップ、両方の製造工程を間近で学びました。


見学したポイントのまとめ⬇️⬇️
🥃 テキーラ製造ライン
・アガベは1日に20トン積載トラックを32台分使用
・糖化方法は2種類
 ①タンクで18時間蒸気加熱(不純物が少なくニュートラル)
 ②圧力釜で3時間(アロマティックな風味)
・自社開発の機械で90%の多糖類を単糖類に変換、発酵効率を向上
・発酵は36時間、水と酵母で8〜9度に調整、4時間ごとにチェック
・連続式蒸留:15万L/単式蒸留:12万L(いずれも55度)
・加水に使う水も蒸留所で検査・調整
・月間製造計画をボトリング15日前に確定し、ロットごとに検査
・ボトリング速度は1分で100本、液体のまま出荷や大型タンク輸送も可能



🔷アガベシロップ製造ライン
・搾汁 → フィルタリング → 煮詰めてシロップ化
・原料アガベは登録されたものから、野生種など様々(オーガニック認証あり)
・輸出がメインで、カクテル用としても最近は人気

産業的なインパクト
・昨年、メキシコで有名な歌手ルイス・ミゲル氏がオーナーとなり売上は倍増
 • メキシコを代表する産業として、地域の雇用と経済を支える存在に



テキーラもアガベシロップも、現場は圧倒されるほどのスケール感。
味や香りだけでなく、製造背景や技術革新まで知ると、グラスの中の一杯がもっと特別に感じられます✨

日本未入荷ラインナップも少し試飲させていただきました。

どこの設備も丁寧に、各担当者がご案内してくださり、とっても勉強になりました。

樽を縦に積むのもはじめて見たし、全てこの蒸留所のために開発された革新的な機械を使った効率化された製法にも驚きました。

タンクが並ぶ大量のテキーラ達も圧巻!!
大手のブランドの裏側も少し垣間見る事ができました。

日本の市場にも注目し、期待してくれているので、ここでつくられたテキーラが、日本全国に広がるように頑張りたいです。