春の訪れを感じながら開催された宇都宮でのイベントも、無事に終了しました。
たくさんの出会いと学びに感謝しつつ、せっかく宇都宮まで来たのだからと、少し足を伸ばして春の宇都宮を満喫してきました。
アテンドしてくださったのは、宇都宮統括の福田さん。
“カクテルと餃子の街”として知られる宇都宮ですが、今回はそれだけじゃない、新たな魅力に出会う旅となりました。
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① 幻想の竹林アート「若竹の杜 若山農場」
最初に訪れたのは、若竹の杜 若山農場。
一歩足を踏み入れた瞬間、まるで別世界。竹林の中に差し込む春の陽射しが、美しく揺れる竹の葉を照らし、幻想的な光のアートをつくり出していました。
この農場は、映画『キングダム』や『るろうに剣心』のロケ地にもなった場所。
竹でできた大きなブランコに揺られながら、自然のリズムに身をまかせる時間は、心がふわりとほどけるようでした。
もともとはタケノコ農家からスタートした若山農場。今では日本を代表する竹の生産者として、海外からも注目される存在です。
今回は特別に、若山社長ご本人にもお会いすることができ、竹の未来への思いや、自然とともに歩む仕事の哲学について直接お話を聞くことができました。
これはもう、かけがえのない時間。
② 地下に広がる異空間「大谷資料館」
次に向かったのは、大谷石の採掘場跡を活用した大谷資料館。
そのスケールに、ただただ圧倒。
地下30メートルに広がる巨大な空間は、まるでRPGのダンジョン。無音の静寂の中に響く足音や、水の滴る音さえも神聖に感じるほど。
切り出された大谷石がつくり出す幾何学的な美しさと、そこに展示されるアート作品が絶妙に調和していて、自然と人工の境界が曖昧になるような、不思議な感覚に包まれました。
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③ 春の味覚、とちおとめ&とちあいか 食べ比べ!
旅の始まりは、春らしくいちご狩りから。
真っ赤に熟したとちおとめと、とちあいか。どちらも甘くてジューシー、それぞれに違った魅力があり、つい何個も手が伸びてしまうほどの美味しさでした。
甘酸っぱい香りに包まれながら、春の始まりを身体中で感じられる、贅沢なひとときでした。
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今回の旅では、宇都宮の“自然と文化”、そしてそこに関わる“人”の温かさにたっぷり触れることができました。
ドライブ中に見かけた桜も満開で、道すがらの風景までもが美しい、春爛漫の時間。
来年もまた、この季節に宇都宮を訪れることができますように――。