メキシコ🇲🇽オアハカ最後の日は、今年の「メスカルの日」に来日してくれた、家族代々つくり続けているアルテサナルとアンセストラルの2つのカテゴリーのメスカルブランドMeztlanのパレンケ(蒸留所)に招待していただきました。
お父さんのイグナシオさんは3代目、そしてアテンドしてくれた親子同じ名前のイグナシオさんは4代目。そのうち彼の息子さんも5代目としてブランドを続けていくよ!と嬉しそうに話してくれた。
メスカルブランドの方々と話をしてみると、家業を継ぐ事が当たり前で、しかも誇りに思っているのが素晴らしいな。
お父さんは超巨大なアロケーニョの収穫帰りで、私たちが到着してからもずっと働いていました。手は固くてゴツゴツしていたけど、握手した時に温かさを感じた。
大手資本や投資家達が作ったブランドも、メスカルのオシャレ感を演出したり、プロモーションに大切だし、やはりお金をかけてプロモーションしなければ、世界的にメスカルが広まることもないから大事。
一方で、その土地に住み、家族の歴史ともいえる家族の象徴としてつくられるブランドも素晴らしい。
お互いを比べて色々意見を聞く事もあるけど、私はテキーラも同じだけど、それぞれに魅力があるのだと思う。
どっちが良い悪いとかでなく、どのブランドが好きか、味なのかイメージなのか?または人なのか?
飲み手である私達が選び、味わって、楽しめたら良いなぁと。
お酒は嗜好品。自分が好きなお酒を選べば良いだけで、批判したり点数をつけるのは好きじゃない。
そして、うんちくは苦手なので、私はやっぱり味(アガベの種類含め)と人(つくり手でも担当者でも)で好みが分かれるかなぁ。
何気に、ツアーの後の方が毎日ミーティングや予定があり忙しかったし、本当よく飲みました。
オアハカの街も食も。そしてメスカルや人も。とりあえず今回の旅でやるべきこと、やりたかったことは一通り出来た気がします。
今後への課題や目標、やるべきことなどもクリアになりました。
日本に帰ったら、またしばらくテキーラ関係の企画の業務が続きます。
旅の思い出や経験を咀嚼して、すこしづつレポートしていきたいと思います!
ちなみに…今回特別にちょうどサンセットの時間に馬の背に乗ってアガベ畑を巡りました。
この体験と景色を一生忘れません。
人の優しさに触れて、心が洗われるよう。
日本でこの体験を伝えて、テキーラと同じように、自分ができる事を続けながらメスカル市場を盛り上げていきたいと思います。
さて、ここからが長いけど…日本に帰りましょ。