2021年はメスカル業界が大きく動いた年でした。
以前はCRM(メスカル規制委員会)が一元的に管理・規制をしていましたが2022年1月時点で5つの機関が存在します。
ちなみに、メスカルってどんなお酒かというと…
メキシコ最大の先住民の言語であるナワトル語の「metl:メトル(マゲイ=アガベ)」と「ixcalli:イスカリ(加熱した)」に由来する、所定の法律に定める指定産地内の野性または栽培されたアガベ(竜舌蘭)を原材料とするメキシコ原産の蒸留酒。
メスカルに関するメキシコ公式規則(NOM Mezcal)の遵守を促進し、製造管理をメキシコ政府から委任された認証機関によって認証されたものだけが「メスカル」と呼ぶことができます。
メスカルを名乗るなら、認識機関の許可が必要ということになります。
メスカル生産者は自由にこの5つの認証機関を選択できることから、認証にかかる費用などでの機関間の競合が見込まれています。
この競合関係がプラスに働くと良いですね
尚、AMMAは2021年にCOMERCAMが分裂し旧経営陣の多くがAMMAに合流しました。
ただ、COMERCAMが旧CRMになるため、地域によってはそのままCOMERCAMが引き継いでいるところも多いようです。
4月にメスカル のボトリング工場を見学した際、以前のCRMのノートからAMMAに変更。
初めて管理表を見せてもらいました!
メスカル業界の今後の動向にも注意が必要ですね😅
ちなみに…
このボトルもなかなかレアなブラックメスカル。炭のカプセル💊を入れて黒くしたもので、新商品として海外で発売予定のもの。
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