新たな原産地呼称が、グアナフアト州の「Pueblo Mágico(魔法の村)」コモンフォートに誕生したというメキシコのニュースをご紹介いただきました。
今回選ばれたのは、サルサ・マルタハダ(トマトや唐辛子など材料を粗挽きしたサルサで食感も楽しめる)やワカモレなどを作るために使用されるどこのメキシコ人の家庭にもある「すり鉢」であるモルカヘテです。
写真は、竹芝のシエリートリンドさんのものですが、モルカヘテはメキシコから買い付けたそうです。
トルティーヤの生地をつくるものとかと一緒に売られています。
見た目は軽石みたいな感じですが、持つとかなりどっしり重くて、お土産に1つ…と気軽に持ち帰れるものではありません🤣
ちなみに、メキシコの原産地呼称取得品を年代別に並べると…
1.テキーラ(1974)
2.メスカル(1994)
3.オリナラ(ゲレロ州)漆器(1997)
4.タラベラ(プエブラ州)焼き(1997)
5.ベラクルスのコーヒー(2000)
6.バカノラ(ソノラ州)アガベスピリッツ(2000)
7.チアパスの琥珀(2000)
8.ソトル(チワワ・ドゥランゴ・コアウィラ州)の蒸留酒(2002)
9.チアパス州ソコヌスコ地区のアタウルフォマンゴ(2003)
10.チアパス州のコーヒー(2003)
11.チャランダ(ミチョアカン州)の蒸留酒
12.ハバネロ唐辛子(2008)
13.パパントラのバニラ(2009)
14.モレロスのお米(2012)
15.グリハルバのカカオ(2016)
16.ヤワリカの唐辛子(2018)
17.ライシージャ(ハリスコ州)のアガベスピリッツ(2019)
18.オアハカ産コーヒーCafé Pluma(2020)
になります。
CRT(テキーラ規制委員会)の資料からご紹介

お酒だけでなく、伝統工芸品から果物、野菜、コーヒーまで…様々な商品がありますね!
モルカヘテについては、テキーラジャーナルの記事をご覧ください。