メキシコで、テキーラのオンラインセミナーの主催や教育・普及活動をしているCultura y Capacitación del Tequila. A.C 認定のテキーラエキスパートであるMariCarmen Ortiz-Conway さんからご案内いただきました。英語の記事ですが、ご興味がある方はぜひご覧下さい。
ちなみに、メキシコのCNIT(全国テキーラ産業会議所)やCRTでも、様々な教育をしています。
私も以前CRTやCNITのオフィスをお邪魔して、テキーラセミナーを受講しましたが、またいつか訪問してしっかり勉強したい。
◆ 6 Things to Know About Food Pairing & “Kissing” Tequila◆
テキーラのテイスティングとフードペアリングについて知っておきたい6つの事。
歴史と伝統ある「テキーラはメキシコからの贈り物」であり、大変厳しい規則によって守られているお酒です。
現在テキーラジャーナル最新版でもまとめていますが、日本では、テキーラの正しい規則やカテゴリー、クラスを間違えて覚えてしまっている方が多く😭メキシコの機関で正しい情報を発信しているので、しっかり確認して覚えていただけたら嬉しいなぁと思います。
○アガベアスル ✖️アガベアスール
○キオテ ✖️キオーテ
○コゴジョ ✖️コゴージョ
メキシコのお酒なので、テキーラ用語もスペイン語で正しい発音、読み方に統一していけたら…と、地道に修正をしながらすすめてます

簡単に記事の内容から伝えたい要点をまとめてみました。
◆テキーラのカテゴリーは「テキーラ」と「100%アガベテキーラ」の2つ。
ミクストというカテゴリーは法的にありませんので、この2つのカテゴリーを覚えてください。
テキーラは糖分の51%以上はアガベアスル由来となり、残りはサトウキビの糖蜜やブドウ糖、とうもろこしなど他の天然由来の糖分が用いられています。
◆テキーラのクラスは5つ。ブランコ(シルバー、プラタ)、ホベン/ゴールド(オロ、ヤング)、レポサド、アネホ、エクストラアネホ。
樽熟成の期間によって5つに分類されています。ホベン、ゴールドもクラスの1つですのでお忘れ無く。
◆テキーラの主要規則
200種類以上あるアガベの中からアガベアスルのみを原材料で使用する。
原産地呼称で保護されたメキシコの指定5州で育成したアガベアスルを使用し、製造したもの。
アルコール度数は35〜55度。
など、詳しくはテキーラジャーナルをご覧下さい。
その他、フードペアリングについてもご案内がありました。
ブランコ→セビチェやワカモレ、柑橘系
レポサド→ナッツ系
アネホ→お肉やチーズ
エクストラアネホ→ダークチョコレート
お酒は嗜好品で、テキーラももちろん好きなブランドを好きなように飲むのが1番ですが、テキーラのことを少しでも知っていただくことで、より楽しんでいただけるのでは…と思います。
まずはゆっくり味わってみてください。
テキーラの情報を日本語で知りたい方は、ぜひテキーラジャーナルのサイトをご覧ください。
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