今週末に開催されたTokyo International Bar Show 2019のため、ギリシャからクエルボのグローバルブランドアンバサダーであるステリオス氏が初来日

とある撮影から、ウェルカムパーティー、バーショーでのセミナーなど、連日クエルボについて学んでいます。
改めて感じた事として、例えば、好きな食べ物やファッション・音楽などは頭ごなしに否定されないのに、なぜか「テキーラ」になると好きなブランドを言うとあれこれ評価される事が多く、もっと自由に楽しんで欲しいという思いで、以前クエルボについての記事を書きました。
今回、来日中のグローバルアンバサダーのステリオス氏もプレゼンテーションで「テキーラよりメスカルの方がいいとか、メスカルよりテキーラの方がいいとか、なぜか比較して評価する人が多いけど、どちらも嗜好品であって、それぞれの特徴が個性であり、どちらも素晴らしいお酒で比べるものではない。」と言っていた言葉が心に残りました。
テキーラの場合だと、「100%アガベテキーラ」と「テキーラ」(いまだにミクストと呼ぶ人がいますが、「ミクストテキーラ」と言う言葉はCRT/テキーラ規制委員会の定めた法律では使用していません。一部製造現場で使われている場合もありますが正式なカテゴリーは「テキーラ」です)を比較して評価する場合が多いのですが、同じように製法の特徴であってそれぞれの個性です。
飲み方や誰とどこで飲むか、飲んだ時の思い出など、様々な要因でテキーラの印象は変わります。
ちなみに、私はどちらも飲み過ぎたり体調が悪い時に飲むと酔っぱらうし、二日酔いになるので、経験上100%アガベだけが良いとは思っていません。悪いのは飲み過ぎること

彼もきっと、世界中でクエルボの普及活動をしている中で「クエルボ」を好きな人、苦手な人の間で色々と言われているのだろうなぁ・・と思いますが、自信をもって自分のブランドをすすめている姿に感動しました。私自身も、10回以上蒸留所を訪問し、クエルボを代表する方々との交流もありますが、とてもテキーラ愛が深くて自身のブランドはもちろん、他のブランドにも敬意を持っていて素晴らしいなぁと毎回思います。
「マルガリータに必要なポイントは2つ、情熱と笑顔」と彼は言いましたが、それくらい自由で楽しく飲むのがテキーラだなぁと改めて思います。
7月24日の「テキーラの日」は、好きなテキーラを好きな人と好きな場所で自由に楽しんで欲しいと思って制定しました。
テキーラを飲む時に、アガベの栽培からテキーラの製造、ボトリングまでのそれぞれの過程で働くメキシコの方々、そして輸入する人、販売する人、提供する人と、たくさんの人が携わっていて、テキーラを大切に作っている人の想いが込められているのを感じてほしい

ステリオスさんのメッセージ、もっと日本で広めていきたいと思います。