Facebookからのお知らせで、4年前にメキシコ・オアハカで訪問したSingle Village Mezcalとして有名なDEL MAGUEY(デルマゲイ)のパレンケ(メスカルの蒸留所)の写真が出てきました。
2012年から交流のあるブランドオーナーのロン・クーパー氏に、サン・ルイ・デル・リオ村の蒸留所に連れて行ってもらいました。今では考えられないくらい貴重な体験なので、改めてご紹介
オアハカ市内のデルマゲイオフィスから、まずはボトリグ工場まで40分。テイスティングや新商品の案内をしていただきました。
実は、まだ試作品だったイベリコ(イベリコ豚🐖を蒸留過程に使ったもの)をこの場所で試飲したことがあり、11月のAGAVE LOVEの時に商品化され試飲アイテムに並んでいて感動
そこから、サン・ルイ・デル・リオ村までは、山を越え谷を越え、約3時間のドライブ。まるでインディージョーンズのようなアドベンチャーツアーでした。
そこから、サン・ルイ・デル・リオ村までは、山を越え谷を越え、約3時間のドライブ。まるでインディージョーンズのようなアドベンチャーツアーでした。
途中マーケットによって、オアハカの名産品を見せていただいたり、カラフルなメキシコらしい雰囲気を体験。
蒸留所オーナーの家でメスカルと家庭料理のおもてなしをしていただき、谷底にある蒸留所も見学。
トラックの荷台に揺られ川を渡り、人里離れた山の中に突然現れるパレンケ。
初めて見たメスカルの製法はとても原始的で歴史と伝統を感じ、とても非効率だと感じました。ただ、逆にこのクラフト感や希少価値が現在のメスカルブームに繋がっています
まだ勉強中ではありますが、4年前よりは知識も増え、改めてすごい体験をしたなぁと思います
村にずっと伝わる製法で、ロン・クーパー氏からは一切レシピも生産量にも口出しをせず、生産者の経験と技術にお任せ。パートナーとして対等で、信頼関係でなりたっているブランド。
村の繁栄、そしてメスカル作りにかかわる人達が、楽しく・幸せに働き、暮らすことを最優先しています。
現在、デルマゲイはペルノリカール傘下となりましたが、この頃の製法やロンの思いを引き継いでいると聞いています。
美しい景色、働く人の笑顔をいっぱい写真におさめてきました。
久しぶりにオアハカ行きたい
この時プレゼントしてもらった、洋梨をインフューズしたメスカルは、飲み頃と言われた1年後にみんなで開封していただきました。
テキーラもメスカルも、沢山の人の手で、大切に作られたお酒。
生産者への敬意と感謝の気持ちを持ち続けて、適量を美味しくいただくということを心がけたいですね
STIGIBEU
(サポテコ語で乾杯の意味)