サンマティアス蒸留所レポート後編は蒸留過程からスタートします。
5万5000リットルと3万リットルという大型のステンレスタンクによって発酵されたモストは、その後ステンレス蒸留器で2回蒸留されます。
ヘッドの部分は取り除かれ、捨てるのではなくスチームボイラーの燃料として再利用されています。
環境保全のためガソリンをあまり使わないようにしていて10〜20パーセントくらいにしているとか。
テキーラ産業の最近のキーワードの1つのリサイクル。ここでも活用されています。
テキーラ産業の最近のキーワードの1つのリサイクル。ここでも活用されています。
テールの部分はそのまま残して2回目の蒸留過程へ。
CRTでは、メタノールの元となるヘッドを捨てる量などのレギュレーションまであり、
1ヵ月に1回担当を変えて、蒸留所との癒着などがないように厳しく管理しているそうです。
1ヵ月に1回担当を変えて、蒸留所との癒着などがないように厳しく管理しているそうです。
検査も抜き打ちで、2回違反するとライセンスが取り上げられるとか…

テキーラがどれだけしっかり作られている信頼性の高いお酒かよくわかります。
最大13000もの樽があり、天井が高いため気温が上がり過ぎず、自然に温度管理も出来る作りになっています。
ボトリング工事は、別の施設にあり、車で10分くらい移動しました。
ガラス窓に囲まれた中にあり、きちんと衛生管理されていました。
ガラス窓に囲まれた中にあり、きちんと衛生管理されていました。
ドイツ、アメリカ、メキシコ製の機械を使い分け、細かい作業は手が小さな女性を中心になりますが男女両方のスタッフの方が働いています。
ここでは、ボトリング設備がない小さな蒸留所のものなど、対応ができればボトリングをサービスしてあげてるとか。
テキーラの蒸留所同士、意外につながりもあり素晴らしいですね。
蒸留所見学の後は、今後宿泊施設にしていく予定の新しい敷地に連れて行っていただき、ウェルカムカクテルとランチをご用意いただきました。
カクテルも、ストレートも好きなものをオーダーできて、サンマティアスタオナも、一番高級なラインのレイソルも飲み放題。
なんとサプライズでマリアッチの演奏と女性ボーカルのライブまでご用意してくれました。
ものすごい歓迎にびっくり



ランチの後は、畑に続くガーデンスペースで写真を撮ったり、畑を散策したり、なんと再びマリアッチが登場して歌って踊って…

時間を忘れて、テキーラと音楽を楽しませていただきました。
さすがに揺れが激しくて酔いました・・・・笑
日本からのツアーは初めてとのことで、本当に物凄い歓迎をうけてしまいましたが、
なかなか高級なため、すぐに日本での発売が難しいかもしれません。
美味しいこだわりのテキーラを継続して紹介していくことで、これからもサンマティアス タオナを宣伝していけたらと思います

輸入してみたい!と思った方はぜひご連絡ください。
蒸留所レポート前編は